日本の特別天然記念物であり、絶滅危惧種にも指定されているアホウドリは英語ではAlbatross(アルバトロス)と言います💡
漢字にすると、信天翁(読みは同じ)や阿呆鳥などと書きます。
そんなアホウドリですが、名前がなぜアホウドリなのか?
「阿呆だからアホウドリ」
「アホウと鳴くからアホウドリと呼ぶ」
と言われたりしますが実際は違うようです。
今回は、
・アホウドリの由来
・東京都の生息地
・意外な鳴き声
などについてまとめています(´ω`)♪
アホウドリの名前の由来
アホウドリは別名、信天翁(しんてんおう)とも呼ばれますが翼が2mにも及び、その大きな羽で優雅に空を羽ばたく姿はとてもかっこいいんです✨
優雅に空を飛ぶ姿を見ていると、餌を取るのも容易なように見えますが…
実際は、意外かもしれませんが鳥の中でもアホウドリは餌をとるのがすごく苦手な種類になるんです💦
まるで空からエサが降ってくるのを信じて待っているような面があるんですね。
●姿がまるでおじいさんのよう
その姿がおじいさん(翁)に似ているということで、信天翁と呼ばれるようになったんですね。
アホウドリの餌は、魚や甲殻類などですが何メートルも海の中を潜ることが出来るわけでもない(せいぜい一メートルくらい)ので海面に浮いたものなどを食べることが多いです。
空から降って来るのを待つ、というのは他の鳥がうっかり落とした餌のおこぼれを頂くというような感じなんでしょうか。
エサを取るのが苦手なんて鳥らしさがあまり感じられないですが、それがアホウドリが愛される理由の一つかもしれないですね(´ω`)✨
鳴き声はアホウではない
アホウドリは「アホウ」と鳴くのでアホウドリと名付けられたと思われがちですが、実際はギィギィといった鳴き声です。
ではなぜアホウドリという名前が付いたのかというと、それは陸での動きに由来しています。
陸上でのアホウドリは動きが鈍く、素早く逃げることが出来ずに簡単に捕獲されてしまうことで阿呆な鳥としてアホウドリとなったようです。
通常であれば、人間が鳥に近づいたり鳥が居るテリトリーに侵入するとそれを察知して素早く飛び立ってしまう鳥が多いと思います。
●アホウドリはとってもマイペース
しかし、アホウドリの場合はマイペースなのかゆっくり逃げるようであっという間に捕まえることが出来るのです💡
家で飼っている鳥以外で、野生の鳥が簡単に人間に捕まるという姿はあまりイメージできないですが確かに空を自由に飛べる鳥が逃げられないなんて、少々間抜けなのかもしれないですね。
陸を歩く時のアホウドリはのそのそと一歩ずつ前に踏み出すようにして歩くので可愛いんですけどね(*’ω’*)
次のページでは、都内の生息地についてご紹介します。
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