夢の中っていろんな人が出てきますよね。
その多くは、身近な人だと思います。家族や友達、知り合いなどがほとんどだと思いますが、中にはまだ会ってないこれから出会う人が含まれていることもあります。
特に印象に残らない人、すぐに忘れてしまう夢であれば気にする必要はないです。
でも、夢の中に出てきた人がすごく印象的だったら…もしかするとその人はあなたの人生を左右する存在かもしれません。
それも、人生のターニングポイントになるような出会いが待っているのかもしれません。
今回は、夢に出てくる人の重要性と実話をもとにした映画についてのお話です。
夢に人が出てくる意味
夢の中で誰かに会ったり一緒に過ごしたりすることはごく普通のこと。
夢の中は記憶を整理するところと考えられているので、過去の出来事が夢の中に出てくることが多いです。
そのため、普段の日常のようなごく平凡な夢を見ることが多いと思います。
特に印象に残るような夢でなければ気にする必要はありませんが、中には何かメッセージを伝えたくて夢に出てくることもあります。
なんとなく気になるような夢であれば、夢に出てきた本人の近況を直接聞いてみたり、故人の場合はこれから起こることに気をつけてみたりすると良いです。
私の場合友人や家族が出てくることが多いですが、亡くなった祖父も出てきます。
夢の内容によって、今後気を付けたほうが良いことがないか慎重に行動したり、自分が進むべき方へ進めるように努力するようにしています。
また、知らない人が出てくることも少なくありません。
知らない人が出てきた場合は、なぜその人が出てきたのか探ってみてください。
もしかすると、今後あなたの人生を大きく変える人人になるかもしれないからです。
夢に出てきた人が人生を変えた2つの実話
「ライオン25年目のただいま」
「奇跡の絆」
この2つの映画は、実話をもとに製作された映画です。
どちらも、夢に出てきた人が夢を見た人の人生を大きく変えたというところが印象的でした。
「ライオン25年目のただいま」
あらすじは、インドで迷子になった少年サルーが25年ぶりに生まれ故郷に戻って家族と再会を果たすという内容です。
幼くして家族と離れたサルーの育ての両親となった、オーストラリア人夫妻が居ます。
なぜオーストラリアからではなくわざわざサルーをインドから養子にとったのか、というと夢の中に出てきたことがあったからです。
サルーの育ての母は、父親がお酒に依存していたこともあり寂しい子供時代でした。
ある時、夢のような幻覚のようなものが見え、その時家の外に居たのが肌が褐色の男の子だったと言います。
この時、直感でこんな男の子と一緒に暮らすのが運命だと感じたんですね。
それから自分と同じような考えを持つ夫と結婚し、自分たちの子供を持つのではなく養子としてサルーを最初に受け入れることになりました。
夫妻はその後もう1人インドから養子を受け入れています。
夫妻が愛情持って一生懸命育てた結果、サルーは立派な大人になり25年ぶりにやっと生みの親に再会することができました。
サルーの母は、突然消えた息子がいつか戻ると信じて住む場所を変えませんでした。
25年ぶりにやっと再会した時は、とても嬉しそうにしていたのが印象的でした。
もし、養母があの時夢を見ていなかったら…
もしかしたらサルーやサルーの家族を救うこともなく、こうやって映画になり沢山の人を感動させることもなかったかもしれないですよね。
そう考えると、夢を見たことも夢の内容を信じたこともとても貴重なことですよね。
「奇跡の絆」
あらすじは、慈善活動に熱心な女性デビーが夢の中で見たホームレスの男性と実際に会い、その男性と一緒に沢山のホームレスの人たちを救っていくという内容です。
デビーは画商の夫ロンと2人の子どもたちと裕福な生活を送っていますが、ある時夫婦関係にひびが入ります。
夫婦関係を修復すべく、デビーはロンを誘ってホームレスに食事を提供するボランティアに参加します。
その中で、とある黒人男性と出会うのですが彼こそがデビーの夢に出てきた男性だと気付きました。
デビーの夢の中で、その黒人男性は多くの人を助け街を変えていきます。
何度も同じ夢を見たデビーは、それが神様からのお告げであり黒人男性との出会いは運命だと考えます。
そこでデビーはなんとか名前を聞きだし、仲良くなろうとしますがかたくなに拒否されてしまいます。
夫ロンも巻き込んで少しずつ歩み寄り、なんとか友情をはぐくむことに成功したのです。
その後、デビーは病に倒れてしまいますがロンと黒人男性デンバーの友情とボランティアの輪は広がり多くのホームレスを救ったと言われています。
もし、デビーがデンバーを夢の中で見ることがなければ友人としての絆が生まれることもなく、支援の輪もそこまで広がることはなかったかもしれません。
あなたの夢に出てきた人も人生で重要な人物かも
2つの映画で共通することは、夢で見た人を信じ進むべき方へ行動に移すことでその後の人生を大きく変えたということです。
もちろん、特に意味を持たない夢もあると思います。
印象に残らないような夢であれば気にする必要はないのですが、気になる夢を見た時はその人が自分にとって必要な人であったり、自分に何かできることがあるのではないかと考えてみて欲しいと思います。
それが結果的に自分の人生を大きく変えることになるかもしれないですからね。
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