鶴岡八幡宮例大祭は、神奈川県は鎌倉市で毎年9月14日から16日の三日間行われるお祭りのことです。
鎌倉時代に「流鏑馬」と「放生会」がおこなわれたことからそれ以来毎年神事として行われるようになったと言われています。
流鏑馬は馬に乗りながら的を射る日本の伝統的な武芸の一つであり、放生会は捕まえた小動物や魚を自然に放すという儀式のことですね。
800年以上にもなる長い歴史がある伝統的な祭事として、全国的にも知られているお祭りです。
今回は、そんな鶴岡八幡宮例大祭のスケジュールや時間、屋台などについてご紹介していきたいと思います。
鶴岡八幡宮例大祭のスケジュール・日程
鶴岡八幡宮例大祭は、9月14日から16日までの期間毎年行われていて日にちが固定で曜日はその年によって違います。
そのため、週末や祝日にたまたま当たった年には相当な混雑が予想されますが2017年は木曜日から土曜日までの予定となっています。
14日に浜降式と宵宮祭、15日に例大祭と神幸祭が行われ、最終日16日は流鏑馬と鈴虫放生会が行われます。
初日、浜降式は早朝4時から由比ヶ浜で禊を行うことで身を清めたしるしとして海草を持ち帰る行事です。
前夜祭に当たる宵宮祭は、18時から行われ明日のお祭りが無事進められるようにと神様に奉告します。
15日は、神社で最も大切な催事であると言われる例大祭が10時から行われ、多くの参拝者で賑わいを見せます。
13時から行われる神幸祭は、神様を御神輿に乗せて行列が鳥居まで練り歩くものでこの時「八乙女舞」も見られます。
最終日の16日は13時から「流鏑馬神事」が行われ、鎌倉武士の出で立ちの射手が馬に乗って駆けながら的に弓矢を当てていくという見応える祭りの目玉となっています。
17時からの「鈴虫放生会」は、例大祭で供えた鈴虫を神楽舞が行われた後に境内にそっと放つというものです。
日時 | 内容 |
14日AM4時~ | 浜降式 |
同日PM6時~ | 宵宮祭 |
15日AM10時~ | 例大祭 |
同日PM1時~ | 神幸祭 |
16日PM1時~ | 流鏑馬神事 |
同日PM5時~ | 鈴虫放生会 |
次のページでは、お祭りの見どころや人出などについてもご紹介していきます。
コメントを残す