御の字の本来の意味と正しい使い方は?どんな類語がある?

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日本語には、数多くの語彙があり成人を過ぎる頃になると大体5万語くらいの語彙は理解できると言われています💡

 

それでも、毎日5万語の言葉を使うわけではなくその中でも日常的によく見聞きするのは大体1万語くらいとか(‘ω’)

 

そんな日本語の一つに、御の字という言葉が存在しますが本来の意味とは違って理解している人が全体の半数以上にも及ぶという調査結果も出ているようです💦

 

日常でそれほど使わなくても、日本人である以上覚えておいて損はない日本語なので今回は御の字の意味や使い方、語源や類語などについてご紹介したいと思います。

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御の字の意味と使い方

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御の字の意味は、「大いにありがたい」であり、自分の希望していたことなどがその通りになって十分に満足出来るようなことという意味💡

 

大変結構なもの、極上なもの、最上級の非常に良いもの、またはそのような人という意味もありますね。

 

使い方としては、例えばですが

「学校で実施された小テストで80点を越えたので御の字だ」

「冠婚葬祭が続き大きな出費が予想されたがこの程度で済んで御の字だ」

「長期戦になりそうだった仕事が思ったよりも早くまとまって御の字だ」

などですね。

 

これらの例文に共通しているのは、

・自分が思っていたよりも満足のいく結果になって良かった

・想像以上に上手くいって大満足だ

という意味になることです。

 

しかし文化庁が行った国語の世論調査では、多いに納得できるような満足した結果を意味するのではなく

「一応、なんとか納得は出来る」

といった間違った意味で覚えてしまっている人の方が、半数以上も居るという結果になっています💦

 

なんとか納得できるという使い方は誤りで、本来はむしろ大満足という意味で使われるのが正しい意味になるので今一度意味を覚え直しておくと良いかもしれませんね。

 

文化庁の結果を見てみて意外だったのが、30代から40代が最も正しい意味をよく把握していて意外と60代以降の世代になると認知度ががくんと下がり…

20代の方が認知度が高くなっていました(;’∀’)

 

高齢であればあるほど、物知りで漢字や語彙についてもすごく詳しいイメージがありますがあまり年齢は関係ないのかもしれませんね。

 

次のページでは、御の字の語源について江戸時代まで遡ってご紹介します。

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