語源・由来は狐のイメージから来ている
もともと、狐は化ける動物であり人をだます生き物として知られています💡
狐というと、悪賢いイメージや人間にいたずらばかりするようなイメージがあるものです。
つままれるというのは、化けるということを意味していて狐が化けることで人が騙されたりいたずらを受けるということです。
狐が狐の姿のまま悪さやいたずらをしても何も驚くことは無いですし騙されることもないはずですが、狐が人間の姿に変えて悪さをすることで訳が分からなくなるんですね。
そのため、狐につままれるというのは狐が化けて悪さをしているようで現実ではないようなそんな感じの状況を言います。
しかし、実際は狐はもともと日本では古い時代益獣として大事にされてきた動物。
作物を荒すネズミなどの害獣を追い払うため、ねずみの天敵である狐を使い豊作になるようにコントロールしていたとか(‘ω’)ノ
人間にとっても狐にとっても良い環境だったはずですが、その後中国から伝わった伝説によって狐は悪いもの・ずる賢くて化けては人をだますというイメージが定着したのだそう。
中国では、狐は妖怪と考えられてきました。
人が居るところにやってきては悪さをすると言われたり、狐が年を取り100歳になると美しい女性に変身する妖怪であるとも言われていたようです。
それから、日本でも狐というとずる賢いイメージ・化けて人をだますようなイメージが付き表現としても狐につままれる、などまるで狐に騙されているような状態を表現する言葉も生まれたようです。
最後のページでは、正しい使い方・例文などについてご紹介します。
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