ブラック企業を回避する!ハローワークでの求人検索のコツとは?

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どの街にも必ずあるハローワークは、職を求めて色々な人が足しげく通う職業案内所。

 

「心機一転新しい職種に挑戦したいと考える人」

「事情があって退職してまた再び働こうと思っている人」

「転職を考えている人」

など、様々な人が職を求めて通うハローワーク。

 

せっかく時間をかけてやっと自分が希望する仕事を見つけても、働き始めてからブラック企業だった・・・と初めてわかることもあります。

 

そんな劣悪な環境の企業を上手く回避し、働く環境の質が高い企業を見つける為のコツをご紹介したいと思います。

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ブラック企業の定義とは

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近年働き方が問題になっているブラック企業ですが、その定義は

「将来設計が立てられない程の不十分な賃金」でかつ

「プライベートな時間もなく健康を損ねてしまうような働き方」

を求める企業のこと。

 

ブラック企業の定義には、長時間労働だけでなく適切でない単身赴任も含まれます。あらゆる方法で、従業員を使い捨てるようなシステムを持つ企業のことを言うわけですから。

 

労働基準法が改正されて働く環境を良くしようという動きがあるかのように見えますが、実際はほんの一部の企業にしか過ぎません。

 

一刻も早く抜け出さないといけない環境なのですが、離職する人が多く一人ひとりの負担や責任が大きくなっていくのでなかなかそこから抜け出すことが出来ないのもブラック企業の特徴です。

 

求人検索でホワイト企業を探すコツ

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一度ブラック企業を経験した人であれば、

「もうブラック企業には関わらない!」

と自分自身に誓うものですが、それでも会社は入ってみないと本当のところどんな会社なのかよくわからないですよね。

 

なるべくブラック企業を避けてホワイト企業を探すには、以下の点に気を付けて求人検索してみると良いです。

 

・最低これぐらいは必要という低めの賃金を設定する

企業が提示する賃金には、いくら位から大体いくらまでと金額の幅があるので最低金額を少し明確に決めて検索したほうが自分の条件に合った職が見つかりやすくなります。

 

・実年齢より少し下の設定にする

募集年齢を越えていても、実際は年齢よりも経験重視の企業も存在するので過去にその職種の経験があれば優遇されることもあるのでとりあえず応募してみるほうが良いです。

 

・社会保険が完備されているか

社会保険というのは、雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険のことで、これに加入していない場合は、国民健康保険や国民年金の保険料を自己負担しなければならなくなります。

そのため、失業した際に雇用保険も受けられないことになってしまうのでここのチェックは欠かせません。

 

・条件を付け過ぎないこと

条件が多すぎると検索してもヒットしなくなってしまうので、自分がどうしても譲れないというレベルのものだけを幾つか絞るほうが見つかりやすくなります。

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そして、逆にブラック企業の可能性が高い企業の見極め方を当時通っていたハローワークの担当者阿部さん(仮名)に直伝していただきました。

 

阿部さんは俳優の阿部寛にそっくりだったので、こっそり阿部さんと呼んでいたのですが失業保険の資格を得るために通う度、阿部さんが若かりし頃プロのスキー選手を目指していたという話をひたすら聞いていました。

 

真面目な話をしたのは多分1回2回くらいしかないので、これはその貴重な機会で得た話になります。

 

以下のポイントに該当する企業はブラック企業の可能性が高いか、おそらくブラック企業なので避けたほうが無難ということです。

 

○ブラックポイント

①数か月から長期間同じ求人をずっと出している企業

②ノルマなし、残業なし、年齢不問、未経験OKなど甘いキャッチコピー

③試用期間が最低半年以上からとやたら長い

④平均勤続年数が短い、平均年齢がやたら若い

⑤月収何十万円保証など不自然に高額な場合

⑥研修という名目で転勤が頻繁にあることもあるので研修内容の確認

 

阿部さんの経験上、①に該当する企業では「劣悪な就業環境であることからすぐに人がやめていつも人手不足になっているため求人を出しっぱなし」にしているんだとか。

 

②の場合は、「とりあえず沢山応募させてその中から社風に適応できる人材だけを育てて後は会社の都合で解雇する」こともあるそう。

 

③は、この場合「正社員登用する気がそもそもない企業」です。
試用期間だけを設けて新しい人材を使っては期限になったら解雇して、そうやってつないで会社を回すという従業員のことは一切考えていない企業です。

 

④の場合は、離職率が高く数年以内ですぐにやめてしまう人が多い証拠で、「会社に居てもキャリアが築けない」ことを意味しています。

 

⑤に関しては、誰だって給料が高いほうが良いのですが明らかにその地域の平均的な給料とかけ離れている場合、もともと固定残業代として含まれている可能性が高いです。

「残業がそれだけ膨大にあるよ」、という裏のメッセージのようなものなので要注意です。

 

最後、⑥ですがこれはアパレル(販売)に多いですが飲食業でもあるそうです。

特に人が足りていない店舗に回すというケースが多く、「転勤族のような生活を送る」ことになるようです。

 

次のページでは、転職エージェントを使うメリットについてご紹介します。

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