正しい使い方
「小暑」や「小暑の候」は、個人宛ての手紙でも使われるかもしれませんがビジネスレターで使われることのほうが多いと思います。
時候の挨拶なので文頭に使われることが多く、他の時候の挨拶とも使い方はあまり変わりありません。
個人宛ての場合であれば、例えば以下のような文面にすることが出来るでしょう👇
◎個人宛て
「拝啓 小暑の候、いかがお過ごしでしょうか。」
「小暑の候、やっと梅雨も終わり青空がすがすがしい日々となりましたがお元気でいらっしゃいますか。」
「小暑の候、いよいよ本格的な暑さとなってきましたが皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。」
最近の気候や梅雨が終わって晴れやかな気持ちになってきたこと、青空が続く日々に対する感情なども織り交ぜながら出だしが始まると良いでしょう🎵
読む側としても、その感情がすぐにイメージできるような手紙を書いた相手が思い浮かぶような感覚になるはず。
ビジネスの場合は、丁寧さを重視すると少し堅苦しくかしこまった印象になることが多いですね。
◎ビジネス向け
「小暑の候 平素は格別のお引き立てを賜り心より御礼申し上げます。」
「小暑の候 貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。」
「拝啓 小暑の候 ○○様におかれまして益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。」
ビジネスでの挨拶だからとあまりにも堅苦しい挨拶になるのも良くないので、丁寧な言葉遣いを第一に相手を気遣い気持ちの良い挨拶が出来ると良いですね。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
小暑の候の意味や使う時期の目安、手紙の挨拶での使い方などについてご紹介しました。
最近では手紙を書く機会自体少なくなりつつありますが、季節に合わせて手紙を出す風習はしっかり残っています。
手紙を出す機会があれば、時候の挨拶も上手く絡めながら個人向けやビジネス向けの手紙の中でもどんどん使っていきたいですね。
以上、参考になれば幸いです✨
こちらの記事もご参考までに👇
コメント