枝を使ってヨーグルトを作る
ヨーグルトと言えば東ヨーロッパのブルガリアが有名ですが、ブルガリアでは植物の枝を使ってミルクに浸しヨーグルトを作っていたと言われています💡
乳酸菌を使ってミルクを発酵させることでヨーグルトが出来上がりますが、どんな植物にも乳酸菌が存在すると考えられています。
ミルクが固まるということは植物の樹皮に乳酸菌が存在することを示していて、サンシュユは特にヨーグルトづくりに適しているそうです。
作り方ですが、まず10㎝ほどのサンシュユの木の枝を煮沸消毒した容器の中に入れ、その中に500ミリの牛乳を入れます。
容器の温度を40度くらいに保ち、1日経ったら底のほうからスプーン大匙1杯ほど取って別の容器に入れて新しく500ミリの牛乳を入れます。
新しく作った容器の中も40度くらいに保ち、1日経ったらまた底のほうから「種」となる塊を大匙1杯取り出して別の容器に新しく牛乳500ミリとともに入れます。
種を取って新しく牛乳を入れて発酵させることを「植え継ぎ」と言いますが、3回ほど行うことでヨーグルトの出来上がり✨
表面のほうには雑菌がついている可能性があるので、種は底から取るようにして植え継ぎは欠かさないようにします。
枝と牛乳でヨーグルトが出来るなんてびっくりですが、自家製ヨーグルトの場合はどこで雑菌が入るのかはわかりません。
異臭がしたりカビと考えられるようなものがある場合、少しでも食べてみて変な味がする時は処分して作り直したほうが良いでしょう。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
サンシュユの効能や実の食べ方、サンシュユを使ってヨーグルトを作る方法などについてご紹介しました。
サンシュユでヨーグルトを作ることが出来るのは、驚きですが自宅で簡単に本格ヨーグルトが作れるようになります。
木の枝は野生のものを取ってくるのではなく、春になると花屋さんなど市販で出回るようになるので市販のものを使います💡
牛乳が固まっても必ずしも雑菌が含まれずにヨーグルトが出来るとは限らないので、問題なく出来上がったとしても食べる前に変な臭いや変色など見られる場合は食べないようにしましょう。
容器の煮沸消毒にも十分気を付けながら、試してみてほしいと思います。
以上、参考になれば幸いです(´ω`)
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