夏の三大感染症として知られる「ヘルパンギーナ」「手足口病」「プール熱」。
一般的に子供を中心に感染しますが、体力や抵抗力が落ちている時は大人にも感染することがあります。
大人の場合、子供を看病していたら移ってしまうパターンが少なくありません。
それが、子供よりも重症化しやすいので厄介なんですよね。
感染を防ぐためにも、感染経路やウイルスの感染力、潜伏期間などについて知っておきましょう。
そこで、今回は
・ヘルパンギーナの主な症状と感染力
・手足口病やプール熱などとの違い、潜伏期間
・予防対策
などについてご紹介します。
ヘルパンギーナの主な症状
ヘルパンギーナの主な症状ですが一般的に以下のような症状が代表的。
・ 39度から40度くらいの高熱が急に出る
・上顎や喉の奥の粘膜部分に白っぽい水ぶくれのような口内炎のようなものが出来る
・喉が痛むので唾を飲み込むことさえも辛く、食欲不振になる
・よだれが多くなり、吐き気を催すことも
6歳以下の小さい子供や小学生を中心に感染しやすく、大人が感染すると重症化する場合があります。
大人はかかりにくいんですが、もし感染すると子供よりも症状が重くなるという…
大人の場合、軽症で済む人も居ますが重症化すると
・発疹が酷くなる
・高熱が下がらない
・頭痛が酷い
などの症状も。
▶原因と感染経路
エンテロウイルスに分類される、コクサッキーウイルスa群のウイルスが原因であることが多いです。
感染経路になりますが風邪やインフルエンザの様に、飛沫感染や接触などによって感染することがほとんど。
5月から7月頃にかけてが毎年ピークとなるので、ヘルパンギーナは夏の病気というイメージが強いです。
しかし、夏以外でも1年を通していつでも感染する可能性はあるので、冬に感染するケースもあります。
次のページでは、他の感染症との違いと潜伏期間についてご紹介します。
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