ICU症候群の主な原因や対処法は?回復にかかる期間はどのくらい?

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対処法について

 

ICU症候群の対処法になりますが、まずは患者本人の強い不安を出来るだけ取り除いてあげることが大事になります。

 

自分がなぜICUに居てどんな治療を受けているのかを知らせてあげることで、安心出来ることがあります。

 

ICUに運ばれるまでの経緯が自分でもわかっていれば、説明がなくても治療中に色々と思いだしてあの時にああなったから自分は今ここに居るんだと気付くことが出来ます。

 

しかし、例えば気絶したまま運ばれたような場合や事故など、もしもそこまで遡って思い出せない場合は不安も強くなり精神的ストレスが倍増してしまいます。

 

病状について医師からの説明があれば、納得できることもありますが基本的には不眠状態になっていることが多いのでまずは睡眠を取ってもらうために薬での治療を行います。

 

眠れるようになり、体や心の疲れが少し取れた状態にしてから徐々に安心出来るように対応していくことが大事です。

ICU症候群になりやすい人は、日頃大家族で過ごしている人が多くある日突然一人になってしまうことに強いストレスを感じることがあるそうです。

 

・家族との面会が制限されて孤立した状態が続くこと

・時間の感覚がなくなってしまうこと

・身体的拘束がストレスになっていること

などが原因となって一気に発症します。

 

体の状態が落ち着いたらなるべく早い段階で一般病棟に移してもらうか、ICUに入る前や入った後に家族や身近な人との面会時間を設けたり接触できる機会を増やすことが大事になります。

 

顔を見たり、手を握るだけでもなんとなく心のどこかで少しはホッと出来る瞬間があるのだと思います。

 

しかし、家族との面会を多くすることで安心できることもありますが、逆に医療機器を勝手に自分の体から全て取り外そうとしたり、家族と一緒に家に帰ると言い出して聞かなかったりすることも。

 

様子を見ながら不安をなるべく取り除くために家族が病院に泊まって出来るだけ一緒に居られる時間を作ったり、一時帰宅をさせてもらうと状態が安定しやすいと言われています。

 

最後のページでは、ICU症候群から回復するまでの目安の期間についてご紹介します。

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