由来は伝説が元になっている
茅の輪くぐりは、かつてはくぐるものではなく小さな茅の輪を首からかけたり腰につけるなどして身につけるものだったと言われています💡
それがなぜ、鳥居のところに設置してくぐるようになったのかというと…
その由来は、日本各地に伝わる伝説の一つである蘇民将来の話から来ているものであるとされています。
遥か昔、スサノオノミコトと呼ばれる神の一人が旅の途中でその日休めるところを探していた時に、ある兄弟に出会いました(‘ω’)
弟の巨旦将来は誰もが羨むような豪華な暮らしをしていましたが、旅人を家に入れるのを断ります。
反対に、やっとの暮らしをしていた兄の蘇民将来が快く受け入れたそうです。
厚いもてなしを受けたスサノオノミコトは、そのお礼に時が経ってから再び蘇民将来のもとを訪れ、
「疫病などが流行った時には、茅の輪を作って身につけると予防が出来る」
と言ったそう✨
それから、茅の輪を身につけることで病気の予防が出来ると信じられ現代でもそれが形を変えながら受け継がれているんだそうです。
そのことから、現代でも茅の輪くぐりをした後にお守りとして茅の輪の一部を抜き取って持ち帰る人も多いと言われています。
ですが、茅の輪くぐりで使われたものはすでに他人の厄がついているので…
自分のところに人の厄を持ち込んでしまうことと同じことになるので、縁起的に良くないとされています(;’∀’)
京都では、この夏越の祓に合わせて厄除けの意味も込めて水無月という和菓子を食べる風習もあるなど地方によっても色々な風習があります💡
6月、12月の大晦日の頃には全国の神社で茅の輪が見られるところがありますが茅の輪をくぐる時は作法を守ってくぐるようにしたいですね(^^)
最後のページでは、守るべき作法についてご紹介します。
コメント