同時に出来ることもある
霰粒腫は本来は脂肪が詰まって起きるものですが、炎症を起こした部位に細菌が入り込むともともとは霰粒腫でもその後麦粒腫へと変わることもあります…( ;∀;)
これが、霰粒腫と麦粒腫が混同される理由でありどちらもひとくくりに「ものもらい」とされてしまいます。
霰粒腫は放置すると長期化しやすいですが、麦粒腫でも化膿したり症状が進んで悪化すると長期化することも💦
そうなるとどちらの場合も最終的に手術が必要になる場合もあるので、症状が軽いわけでなければ早めに眼科を受診したほうが予後も良好になります。
霰粒腫は、自宅でケアする方法としては基本的に温めて対処しますが麦粒腫の場合は細菌の活動を抑える為にも冷やすのが良いと言われています。
どちらかわからない場合は、とりあえず冷やして様子を見て赤みや痛みが治まった時点で温めるようにすると良いです。
赤みが出ている時点では、まだ炎症が現在進行形で起きているのでまずは炎症を鎮めておくのが一番。
炎症が治まってからもそのまま更に冷やし続けると、今度は血行が悪くなって治るものも治りにくくなるので、温めて血行を促して回復出来るようにしたいですね。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
霰粒腫と麦粒腫の違いと見分け方、同時に出来る場合と対処法などについてご紹介しました。
どちらの場合も視力が急激に落ちたり、何か目に重大なダメージを与える可能性は低いですが、こじらせてしまうと重症化しやすいのでその前に眼科を受診するのがベスト💡
眼科を受診する基準は人それぞれ違っても良いと思いますが、
・腫れが酷い場合
・しこりが大きい場合(または徐々に大きくなっている場合)
・目のゴロゴロが辛い場合
・充血が続くような場合
は早めに病院を受診する方が良いと思います。
また、症状が改善されてもしこりが消えない時や膿が出た後に傷口が綺麗にならないような場合も眼科を受診して治療を受けると良いでしょう。
目元のしこりってかなり小さなものでも影になりやすいので、目立って気になることが多いですからね。
コンタクトレンズの装着や化粧にも少なからず制限がかかるので、酷くなる前に早めに治してしまいたいですね👇
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