寒い地域出身の人ほど背が高いなぁ、と思ったことはないですか❓
もちろん個人差があるので、暖かい地域でも背が高い人は居ますが割合で見てみると少ないんです👀
海外でも、北欧の人のほうがスラっと背の高い人が多く逆に南のほうに行くとその割合は少なくなります。
何でなんだろう…
と思っていたら、それにはベルクマンの法則が関わっているようなんです(‘ω’)ノ
ベルクマンの法則とは?
ベルクマンの法則とは、
「同じ恒温動物同士を比べた時に寒い地域の動物ほど体が大きくなり、体が大きな動物ほど寒い地域に住み着く」
というものです。
同じ種類の動物だとしても、環境が暖かいか寒いかで体の大きさが変わってくるというもの。
よく比較されるのがクマですね。
日本で見かけるようなクマは大人のクマだと人間と同じくらいか、それよりも少し大きいくらいです。
これがホッキョクグマになると、2mから3mと人間の倍以上の大きさになります💡
逆に、熱帯地域に住むクマだと日本で見かけるようなクマよりも更に小さくなり人間の子供くらいの大きさのものも多いです。
ベルクマンの法則は、動物だけに限らず人間にも当てはまるものと考えられます。
なんで寒い地域ほど体が大きくなるの?
ベルクマンの法則がわかったところで、
「じゃあなんで寒い地域ほど体が大きくなるのか?」
というと、それには体温調整が関わっているようです🌞
寒い地域では、環境が寒いわけですからエネルギーを使うためにもある程度の体温を維持しないといけません。
そのためには、体を大きくして熱を溜め込んだほうが環境に適応しやすいのです。
表面積が割合的に体積に対して少なくなるので、熱が逃げにくくなります。
大きな鍋にわかしたお湯と、小さいカップにわかしたお湯だと大きな鍋にわかしたお湯のほうが冷めにくいはず。
体が大きい方が熱が逃げにくいので寒い環境に適していて、体が小さい方が熱を外に出しやすいので暖かい環境に適しているということです✨
なので、寒い地域の人は平均的に見てみると背が高い人が多く暖かい地域の人は背が低い人が多くなるんですね。
個人差があるので、皆がみんなというわけにはなりませんが一つの目安にはなるのではないでしょうか(´ω`)
おまけ
私自身寒いところの出身なんですが、身長が169cmあります。
日本人の平均身長から見ても高いとは思いますが、周りと比べてみると自分が背が高い気はしないんですよね(^^;)
私よりも背の高い友人も多いので、普通より高い方だけどそこそこ高いくらいだと思っていました。
でも、大人になって仕事をし始めると色々な地域出身の人と関わるようになり自分はけっこう背が高いんじゃないかと思うようになりました。
それが良いか悪いかは置いておいて、一つの傾向として寒い地域の人は背が高い人が多いのはなんでなんだろう?
と思ったので今回まとめてみました💡
合わせてこちらの記事もご参考までに👇
コメント