子供に多い口内炎の種類
子供に多い口内炎のタイプには、
・指しゃぶりが原因となって起きるカタル性口内炎
・ヘルパンギーナや手足口病によるウイルス性口内炎
・口の中の衛生状態が良くないと起こるカンジダ性口内炎
などがあります。
カタル性口内炎は部分的に赤いブツブツした出来物ができたり、辛いもの酸っぱいものなど刺激が強いものを食べるとしみるようになります。口臭が強くなり、唾液の分泌量も多くなります。
刺激のあるものは控えるようにし、
・体を休める
・ぬるま湯でうがいをこまめに行う
などすると、口内を清潔に保つことが出来てうまく回復すれば数日で症状は治まるでしょう。
ウイルス性の場合は、ヘルペスウイルスの場合もそうですが
・小さな水ぶくれが無数に出来たり
・強い痛みと発熱が特徴なので熱が下がらない
・水ぶくれが沢山出来てしまっている
など症状が重そうな場合は病院で治療を受けると良いでしょう。
その際は、子供の症状をきちんと診断できる専門医が在籍する小児科を受診すると良いですね。
カンジダ性の口内炎の場合は、一般的な口内炎とは症状がやや異なり口内でカビが増殖することで発症します。
・粘膜部分がうっすら赤くなる委縮性カンジダ症
・白っぽい膜が粘膜上に出来る偽膜性カンジダ症
・肥厚性カンジダ症
があります。
偽膜性カンジダ症の発症が最も多いと言われていて、舌や頬の内側を中心に線状になっていたりぽつぽつと点状に白っぽい苔のようなものが…
痛みは基本的にありませんが、白く苔のようになった部分をはがそうとすると血が出たり腫れることがあります💧
カンジダ性の口内炎は、抵抗力が落ちているとかかることがありますが基本的には健康であれば発症しないので
・癌
・糖尿病
・血液疾患
の可能性も。
念の為、病院で詳しく検査してもらう方が隠れた病気の有無もわかりますし安心出来るでしょう。
最後のページでは、痛みで食事が取れない時の対処法についてご紹介します。
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