乾燥不足・変色の問題もある
クリーニング屋さんでは、洗濯後よく乾かしてからお客さんの手元に届くようにしますが冬物など厚手の衣類の場合は完全に乾燥しきっていない状態ということもあるのだそう。
特に、当日仕上げなど短時間でのクリーニングの場合は乾き残しがあることも💡
そういう時は、ドライ溶剤の特有の臭いがすることが多いです。なんというか石油のような臭いです。
ドライ溶剤が完全に乾いていない状態で、残っている状態で衣類を着用すると肌に直接触れる部位であればそれが肌荒れの元になることもあると言われています💦
これは一般的に「化学火傷」というもので、かぶれたり赤くただれてしまうことがあるのだそう。
これを防ぐためにも、自宅に持ち帰ってからしっかり乾燥させることが大事です。
日光に当てて乾かすのではなく、風通しの良い直射日光が当たらないところで陰干しするのが一番。
ビニールに入れたままなら、きちんと乾燥できませんからね(;’∀’)
また、ビニール自体に酸化防止剤というものが使われていることがありこれが変色の原因になることに⚡
酸化防止剤は、透明さを保つために使われているものですがこれが揮発すると黄ばんでしまうことがあります。
全ての衣類に起こるわけではなく、
・どちらかというと色の薄いもの
・白っぽい衣類
はリスクが大きいと思います。
じゃあそもそもなぜクリーニング後にビニールをかけているのか?
ということですが、これはクリーニングしてから自宅に直接配達したりクリーニング店に届けるまでに衣類を傷つけないようにするため✨
ビニールであれば、汚れや傷などが付きにくいですしもし雨が降っていたとしても濡れることってそんなにないはずですからね。
なので、ビニール=輸送中の衣類を守るためだけの物と考えておいた方が良さそう。
それだったら、衣類を保管する時に何もかけちゃいけないの?
というとそういうわけでもありません✋
要は、どんな材質のカバーを使うか?ということが大事です(‘ω’)ノ
最後のページでは、カバーをかける時に使いたい素材についてご紹介します。
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