自然治癒にはマイボーム腺を洗うこと
霰粒腫を改善するには、
・目元を温めて血行を良くする
・脂っこいものは食べ過ぎないように気をつける
・睡眠時間をしっかり取る
などといった自然療法がいくつかあります💡
その中でも、効果的なのがマイボーム腺の洗浄です。
マイボーム腺は、まつげの生え際にありまぶたのふちの部分に存在していてそこから脂が出るわけですが詰まるとしこりになりそれが霰粒腫になります。
マイボーム腺が詰まると、霰粒腫にならなくても脂が出なくなるので目の乾きから乾燥が気になったり目を動かした時にゴロゴロとする感覚に陥ります。
そういった不快感をなくし眼病を予防する為にも、マイボーム腺の洗浄が欠かせないのです。
マイボーム腺の洗浄方法は、綿棒の先を軽く煮沸したお湯か精製水で湿らせてまつげの生え際の余分な汚れを取るように拭き取ります。
まつげ一本一本の根本をなぞるように優しく洗浄します。
まつげの付け根って意外と汚れがついていることがあるので、汚れが酷い時はベビーソープなどで軽く洗うのも良いでしょう。
その際は、すすぎは十分に行うようにして目を傷つけないように注意しましょう。
目元専用の「アイシャンプー」なるものも存在するので、汚れが酷い時に使うのも良いでしょう(‘ω’)ノ
アイシャンプーは、洗顔を済ませてから目元につけてくるくると指でなでるように汚れを落とします。
細かい汚れは綿棒を使って落としてもOK。
目元を洗うことをリッドハイジーンと呼び、海外ではすでに慢性的なドライアイの予防としても広く浸透しているようですが、日本でも目の衛生状態を向上する目的で広まりつつあるようです。
朝起きた時なんかは特に、涙やら脂やらで汚れが溜まっている状態なので手でささっと擦って終わりではなく、丁寧に綿棒を使って取ってあげると詰まりを防ぐことが出来ます。
汚れを取る時は、目頭から目尻に向かって拭き取ると◎
マッサージも良いと言われているので、清潔なガーゼやタオルなどを目元に当ててまつげの生え際を中心に優しく指の腹でマッサージするのも良いです。
数分程度で良いので、朝晩に行うだけでも違うはずです。
水に濡らしたタオルを固く絞り、レンジで数十秒から長くても1分程度チンするだけであっという間にホットタオルが完成です。
目元をホットタオルで温めてからマッサージしたり、洗浄するのも良いですね。
ちなみに、ホットタオルは使った後はしっかり洗ってよく乾燥させないと雑菌が繁殖しやすいので逆効果となってしまいます。
最後のページでは、自然治癒で治るまでにかかる期間についてご紹介します。
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