カタツムリのエサや飼い方と卵の増やし方とは?

 

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体が軟らかく背中に殻を背負ったカタツムリは、道路や住宅街の塀周辺などでよく見かける軟体動物であり陸生の巻貝の一種。カタツムリの他にも、マイマイ、デンデンムシなどといった様々な呼び方があります。

 

子供の頃に家で飼っていたという人も多いのではないでしょうか。雨の日や梅雨の時期に出没が多くなるので、天気が悪い日が続くと家の近くでカタツムリがふと見つかるかもしれません。ちなみに、カタツムリとナメクジは似ているようで別の生き物になるのでカタツムリの殻を取ったらナメクジになるというわけではありません。

 

むしろ、カタツムリの殻はちゃんと血管が通り体の一部なのでヤドカリなどと違って簡単に外れるわけではありません。殻を外そうとするとカタツムリは弱ってしまうので、ヤドカリのように殻を背負っているというよりは体の一部が殻に見えるだけと考えておく方が良さそうです。

 

カタツムリは、飼育しやすいので子供が連れてきたカタツムリを自宅で飼うという機会もあると思います。そこで、今回はカタツムリの種類や飼い方、寄生虫に気をつけることなどについてご紹介したいと思います。

 

 

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カタツムリにはどんな種類がある?

 

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カタツムリには様々な種類があってその数は700~800程にまで及ぶと言われています。沢山の数があるので見分けるのは大変ですがその中でも代表的なものは、エゾマイマイ、ヒダリマキマイマイ、ミスジマイマイ、タメトモマイマイなどがあります。 

 

エゾマイマイは名前の通り北海道に広く分布している種類で、ヒダリマキマイマイは本州を中心に生息しています。ミスジマイマイは関東、タメトモマイマイは沖縄など温暖なところに生息しています。その他には、日本で良く見られるウスカワマイマイや国産種であるニッポンマイマイ、外来種であるオナジマイマイ等の種類があり全国的に生息しています。

 

カタツムリの種類を見分けるにはいくつか方法がありますが、殻の大きさと巻く向き、柄や色などで見分けがつきます。1センチ以下の小さなものは子供の場合が多く、成長途中ということもあり柄なども大差がなくどれも似たような見た目をしていることもあり見分けるのは難しいようです。

 

出典: https://www.oze-fnd.or.jp

(画像はヒダリマキマイマイ) 

 

〇殻の大きさが2センチ以上の場合

左巻き・・・ヒダリマキマイマイ

右巻き・・・ミスジマイマイ、エゾマイマイ、タメトモマイマイ

 

出典: http://www.matsunoyama.com/

(画像はウスカワマイマイ)

 

〇殻の大きさが1センチから2センチくらいの場合

左巻き・・・ヒダリマキマイマイの子供

右巻き・・・ミスジマイマイの子供、ニッポンマイマイ、ウスカワマイマイ、オナジマイマイ

 

〇柄や殻の形

殻は高さがありてっぺんがとんがっている・・・ニッポンマイマイ(薄茶、こげ茶、黒っぽいのもいる)

殻がまん丸で筋がほとんど入っておらず柄はまばら・・・ウスカワマイマイ(薄茶)、タメトモマイマイ(薄茶に濃い茶色の線が1・2本)、エゾマイマイ(濃いきなり、こげ茶色)

殻が平べったくて巻き数が多く巻き始めは黒か茶色・・・オナジマイマイ

殻がまん丸で筋が数本入っている・・・ミスジマイマイ(薄茶にこげ茶の線)

 

一般的には、右巻きのほうがほとんどで左巻きのカタツムリはほとんど居ないそうです。右巻きと言うのは右手を握った時に出来る渦の形で、左巻きは左手を握った時に出来る渦の形と覚えておくと分かりやすいですね。

 

 

エサやりなど基本的な飼い方

 

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飼育する場所としては通気性があり蓋ができるビンや虫かごなどの中が適しています。素焼きの植木鉢を用意してそこに土を入れると産卵場所として使えるので飼育する容器は小さめの植木鉢が入るくらいの大きさにしましょう。

 

カタツムリは湿度があるところを好むので、水が溜まらないくらいに霧吹きで水をかけると良いです。葉の間に入るのが好きなので、落ち葉や小枝なども少し入れておきましょう。飼育容器は風通しの良い日陰に置き、土は時々太陽に当てて消毒するとばっちりですね。

 

カタツムリは、湿気は好きなのですが実は水は苦手で雨の日にカタツムリがよく見られるのは雨が好きで自然と行動範囲を広げているというわけではなく、地面に溜まった水から逃げる為に避難するからなんだそう。そして、その避難中に人間にうっかり見つかってしまう、といった感じのようです。

 

エサやりに関しては、キャベツや白菜、レタス、キュウリ、芋など野菜なら大概何でも食べますが、野菜だけでは栄養不足になってしまうので卵の殻や貝などもバランス良く与えるようにしましょう。なるべく小さく切ったり砕いてあげるようにすると食べやすいはずです。

 

また、カタツムリは雌と雄の区別は無いので土のある飼育容器の中に同じくらいのカタツムリを数匹放しておくだけで大丈夫です。5月から8月くらいの間に土の中に卵を産み、3・4週間ほどで孵化して赤ちゃんカタツムリが徐々に見られるようになります。

 

小さい時は特に乾燥に弱いので、いつも湿った環境が作れるように配慮しましょう。赤ちゃんには、餌はやわらかい葉を細かくして与えるようにしましょう。冬を越させるには、凍結しないよう5度以下にならない場所で寒暖の差があまり無いところで葉や土を多めに入れます。冬でも霧吹きは忘れないようにしたいですね。

 

 

 気をつけたい寄生虫について

 

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カタツムリにも種類によっては寄生虫がつくことがあり、人間に寄生すると健康被害を受けるリスクがあるのでたかがカタツムリとは思わずに気をつける必要があります。カタツムリに寄生しやすい虫には、広東住血線虫というものがあり感染は沖縄のみと限られてはいますが人間に寄生すると中枢神経を通って脳に侵入するので脳脊髄膜炎など重い症状を引き起こします。

 

他には、カタツムリの触角、角の部分に寄生する虫でロイコクロリディウムという虫が存在します。この虫は、本来は鳥に寄生しますがカタツムリがうっかり食べてしまうこともあり体内に寄生します。人間に寄生した例は日本では無いようですが、接触しないにこしたことはありません。

 

子供であればカタツムリはつい触ってしまうものですが、どんな寄生虫や菌を持っているのかは分からないのでなるべく素手では触らないようにしたほうが安心です。もしもうっかり触ってしまった場合は、すぐに石鹸でよく手洗いをするのが一番です。

 

 

まとめ

 

 

今回の記事はいかがでしたか?

 

カタツムリの代表的な種類やエサやりなどの飼い方、寄生虫に気をつけることなどについてご紹介しました。昆虫でも熱帯魚なんかでも、小動物なんかでもそうですが、何かを飼うというのは家族みんなで一緒に成長を見るのが楽しいですし何より新しい家族が増えたみたいで嬉しい気持ちもします。

 

カタツムリは特に育てやすいので、子供が学校帰りに連れてくることもありますよね。カタツムリは大きい種類のもので1年以上も生きるものもありますが、一般的には1年くらいかそれ以下の数か月といった寿命となっています。出来るだけ、乾燥させないように気をつけて飼育することで長生きさせることが出来るようです。

 

全ての生き物に言えることですが、カタツムリも人間に害のある寄生虫や菌を持っていることもあります。素手で触ったら絶対何かに感染するというわけでは無いですが、触った後は必ず石鹸を使って手洗いをするようにしましょう。手洗いをしっかりしておくことで、未然に病気を防ぐことが出来るはずです。

 

 





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