語源は戦いから生まれた?
感謝感激雨霰というのは、もともとは乱射乱撃雨霰という言葉からきていると言われています。
乱射乱撃雨霰というのは、戦時中に日本が沢山の攻撃を相手に仕掛けた様子のことでその言い回しが全国的にも広まって一般的に使われるようになっていったんだとか💡
雨霰のように、沢山の攻撃をしてやり合う中で弾が一斉に飛び交うような状況だったそう。
そんな中で、敵をやっつけて勝てばより強くなり誇りにもなりますしそうなれば敵に対しても感謝感激せざるを得ないですよね。
そうして言い回しが流行して、韻も同じだということで今でも感謝感激雨霰が使われるようになったそう(´ω`)
時代は日露戦争まで遡り、当時沖ノ島で撃沈されたという船、常陸丸(ひたちまる)の事件が由来となっていると言われています。
沖ノ島は、現在は福岡県の宗像市にある島のことで神が宿る島と言われユネスコ世界遺産のリストにも登録されている無人島💡
女性は入ることが出来ず、男性は禊をする必要があるとても神聖な島の一つですが常陸丸は当時その周辺を航海中だったんだとか。
日本の陸軍の運送船であった常陸丸がロシアの艦隊によって撃沈破されてしまったという事件で、大きな痛手を負う形になったので当時の日本では批判も多く色々な論争を呼んだと言われています。
その悲劇をうたった琵琶歌というのが当時大ヒットして、それから乱射乱撃雨霰という言葉が流行り感謝感激雨霰に変わって使われるようになっていったんですね。
最後のページでは使い方、表現の仕方などについてご紹介していきたいと思います。
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