ひな祭りの食べ物は地域でも違う?意味や由来を子供にもわかりやすく☆

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菱餅・桜餅・ひなあられについて

 

次に菱餅ですが、一般的には一番上が桃色、真ん中が白色、一番下が緑色の三色の色合いになっていますが、地域によっては二色だったり五色だったり七色もあったりとそれぞれ違いがあります💡

 

菱餅の一番上は実際は桃色ですが分類として赤色になるので、赤は昔から厄除けに効果があると言われる色で更にご先祖への敬意を示しています。

 

餅には解毒作用のクチナシが練りこまれていて真ん中の白色の餅は清純を意味し、血圧を下げる作用のあるヒシの実が練りこまれています。

 

一番下の緑色の餅には魔除けとして造血作用のあるヨモギが練りこまれていて、健康に配慮して女性の体をいたわる思いが詰まったお供え物(‘ω’)ノ

 

菱餅の由来に関しては様々な説がありますが、一般的には池や沼に生息する水草であるヒシという植物に由来していると言われています。

ヒシは葉が菱形なのが特徴。水面に放射状に広がって生える強い繁殖力を持つ水草。

 

種子の半分以上がでんぷんで出来ているので蒸したり茹でたりして古くから食用として食べられていて、胃を健康にして体を丈夫にする作用があると言われ縁起物として親しまれてきたことからひな祭りでも用いられるようになったそうです。

 

体で一番重要な部分である心臓をかたどって菱形になったという説や、武家の家紋をかたどったのが起源など様々あります。

 

切り方としては角から少しずつ小さく切ってから食べるようにすると、角が立たないように丸く生きることが出来ると言われています

 

食べ方としては砂糖醤油やきな粉などを付けて磯辺焼きにしたり、揚げておかきにしてお菓子のように食べたりします。

桜餅は、京都を中心によくひな祭りに登場するお菓子ですが菱餅よりも食べやすく作りやすいことから好まれているよう。

ひなあられは、昔は外に出かける時にかかせない携帯食として使われてきました。

 

現代ではひな祭りをしても、お雛様はひな壇に並べるだけでそれを部屋に飾って眺めるだけだと思います。

 

ですが昔は女の子たちは皆ひな人形を持って外に出かけ、冬が終わり春になる景色を人形と一緒に見るという風習があったそう💡

 

野原や川辺などに足を運び、ご馳走と一緒にひなあられを食べるという現代でいうピクニックのような一つの行事だったんですね。

そのピクニックに欠かせないひな祭りにふさわしいお菓子がひなあられ。

 

ひなあられは主に白やピンク、緑の色合いになりますが、菱餅同様に色にはそれぞれ意味があります。

白は雪の大地を、ピンクは生命を、緑は木々の芽吹きを表しています。

 

ひなあられを食べてこの3つのエネルギーを体に取り入れることで、無病息災で居られますようにとの願いが込められています。

 

関西風と関東風がある

ひなあられにも関西風と関東風があり、関西風のひなあられはお餅を醤油や塩で味付けしたものが多く形も丸くて色も濃い目。

 

一方関東風の場合、砂糖で味付けした甘い味わいの物で形も大きな米粒のように楕円形で淡い色合いをしています。

 

ちなみに名古屋では形が丸いものと楕円形の物があると言われています。

関西風のひなあられは味にバラエティーがあるものが多く、関東風はあっさりとしたシンプルなものが多いようですね。

 

まとめ

 

今回の記事はいかがでしたか?

ひな祭りの意味や由来、特別な食べものを食べるようになった理由などについてご紹介しました。

 

年に1度しかない大切な日なので、この日はしっかり栄養を摂って健康的にしっかり成長できるように盛大にお祝いしたいですね。

参考になれば幸いです。

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