よく起こる目のトラブルとして、霰粒腫や麦粒腫が挙げられます💡
この二つは混同して覚えられがちなのですが、症状や見た目は似ているものの発症原因や治療法も違ってきます。
通常ものもらいというのは麦粒腫のことを指し、霰粒腫というのはものもらいではなくものもらいに似たしこりのこと。
一度出来る人も居ればまた同じ場所に再発したり、数回出来る人も居るので自分の症状の原因は一体何なのかつきとめることが大事ですよ‼
そこで、今回は
・霰粒腫と麦粒腫が出来る原因やその治療法
・手術にかかる費用
などについてご紹介したいと思います。
霰粒腫と麦粒腫が出来る原因は食事?
霰粒腫も、麦粒腫も症状としては目にしこりのようなものがぽつんと出来て腫れるというのが一般的な症状。
霰粒腫の方は痛みや赤みも出にくいですが、麦粒腫の方は痛みや赤みが出やすく症状が酷くなりやすいです。
霰粒腫の場合は、マイボーム腺という脂の分泌腺が詰まることで脂の塊がしこりになるものなので、脂肪が出来やすい体質であれば発症しやすい傾向にあります。
また、甘いものや油っこいものの食べ過ぎ、血流が滞っていることなども原因。
麦粒腫の場合は、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌などの細菌に感染してしまうことで起こるので目元が清潔に保てていなかったり、免疫力や体力が落ちていることが主な原因です。
黄色ブドウ球菌は、もともと人間の皮膚や鼻の中などに存在している常在菌。
この菌は毒性も感染力も強いのですが、体に傷口がない限り体内に侵入することはないので基本的に何も心配いらないのですが傷口から侵入すると感染します。
黄色ブドウ球菌は、体内に侵入して増殖すると様々な炎症や病気を引き起こすものでこれが目に感染することでものもらいとなります💧
表皮ブドウ球菌に関しても、本来は表皮を丈夫に健康に保つために存在する常在菌で表皮に留まっている分には良いのですが…
これが体内に一度入ると増殖して炎症を起こしたり化膿の原因となるのです。
まぶたや目にちょっとした傷が出来てそこから侵入するケースもありますし、疲れが溜まっていたり栄養不足などで免疫力が落ちていたりするとちょっとした刺激で細菌に感染することも…
霰粒腫の場合は脂が詰まっていることで起きるのでもちろん人に感染するものではありませんが、麦粒腫に関しては細菌によるものなので感染する可能性もあるようです。
次のページでは、霰粒腫と麦粒腫のそれぞれの治療法の種類についてご紹介します。
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