切手の向きと複数ある時
切手を貼る向きに関しては特に決まりやマナーなどは無いようですが、一般的には宛て名や住所の向きと同じ向きに切手を貼るのが良いとされています。
切手の枚数の制限も特にありませんが、複数の切手を貼る場合三枚以上になると一定の範囲からはみ出してしまうので出来れば二枚程度に収めて貼るようにしましょう。
横長にして封筒を使う場合、右上部分縦3.5cm×横7cmの範囲内に切手を貼る必要があります。
複数の切手を貼る時などでこの範囲からはみ出してしまうと、機械での消し印が押せずに手で押すことになるので時間も手間もかかってしまいます。
なので、出来るだけこの範囲内に切手を貼るようにするとスムーズなんですね。
ただし、複数切手を貼っても良いのは身内や親しい友人など限定して使うのが良いです。
目上の人や企業などに送る場合は、一枚だけで貼るのが一番です。
また、書き方に関してですが表書きの場合、住所や会社名などが長い場合もありますよね。
その場合は、見た目を考えるとまずは相手の氏名を中央に書くとバランスがとりやすくなります。
企業宛てやビジネスなどの丁寧な手紙の場合は、略字を使わずに株式会社○○など正式名称で書きましょう。
裏書きの場合、差出人の氏名や住所を封筒の三分の一程度にして書き、表書きよりもやや小さめの字で書くのがベスト。
あまりバランスを考えずに、住所から氏名という風に書いていくと縦書きであればけっこう右に寄り過ぎたり横書きであれば真ん中よりも上に行きすぎたり…とアンバランスになってしまうことも少なくありません。
なので、字のバランスなども全体的に考えて切手も正しい位置に貼って見た目を少し整えると更に良いでしょう。
次のページでは、料金不足や超過を避ける重さの目安についてご紹介します。
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