タラバガニって実はヤドカリの仲間だったの?クモとも親戚関係にある

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クモとも関係している?

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タラバガニは日本ではカニと言われヤドカリとしての認識もあるのですが、英語ではレッドキングクラブという名前💡

 

キングクラブという1つの大きなグループに分けられますが、このキングクラブにはカブトガニというものも含まれます。

 

カブトガニは見た目は平べったい甲羅を持つ小さなエイのような感じがですが、日本ではカニでもエイでもなくクモやサソリに近い節足動物の分類。

 

クモやサソリに近い動物なんてもはや海の生き物のイメージが無いですが、海底に生息する動物ですね。

 

なので、タラバガニはヤドカリに生物学的にはなりますがクモなどの節足動物とも親戚のような関係。

タラバガニはヤドカリが進化したものと思われがちですが、ヤドカリから直接カニのように姿を変えたわけではないと言われています。

 

カニもヤドカリも、もともとはエビが進化したもの

海底を泳ぎやすい形をしたエビが、腹部の筋肉が無くなってきたのでそのまま平らに体の内側へと畳んでしまう進化をしてカニになりました💡

 

エビの尻尾を含め折り畳んだ腹部は、カニのふんどしと呼ばれる部分のこと。

一方、腹部を平らに畳まずに貝殻に入れることにしたのがヤドカリになったようです。

 

タラバガニはその過程でヤドカリからカニ風の見た目に変わった収斂進化(違うグループの生き物が生活しやすいように見た目が似る進化のこと)を遂げたと言われています。

 

こう考えるとタラバガニにも深い理由があったんですね。

美味しく食べられればそれでよいと思いますが、甲殻アレルギーもちの人は注意したほうが良いでしょう。

 

最後のページでは、分類はヤドカリになるタラバガニを甲殻アレルギーの人が食べても良いのかについてご紹介します。

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