冬至にかぼちゃと小豆を食べる意味
冬至には、その日に食べる代表的な食べ物としてかぼちゃと小豆があります💡
かぼちゃは夏野菜で保存が効く食材ですし、小豆も加工しやすく長期保存に向いた食材です。
昔は、食べるものが少なくなる冬を越すために、夏に収穫したかぼちゃを保存して食べていました。
今のように食料が簡単に手に入る時代では無かったですからね💦
かぼちゃは収穫してすぐのものを食べるよりも、少し寝かせたものを食べるほうが栄養も増えると言われていたので寒い冬には手放せない食べ物だったんです。
かぼちゃにはβカロチン、ビタミンCとEが豊富に含まれていて、風邪の予防や冷え性、体力回復、高血圧や動脈硬化予防、老化予防などの働きがあると言われます。
冬の時期にはありがたい栄養が詰まっているので、古くから重宝されてきたんですね。
ちなみに、栄養価は日本のかぼちゃよりも西洋かぼちゃのほうが高いのだそう。
かぼちゃと同じくらい冬至には欠かせない小豆も、保存が効きますし小豆の煮汁は肝臓にも良いと言われています。
ビタミンB1やB2、食物繊維やミネラル、ポリフェノールが豊富で疲労回復やむくみの解消、体を温めて代謝を促進してくれるので美容にも良いんです。
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体に良く、滋養強壮に役立つということから冬至にはかぼちゃや小豆を食べて体を丈夫にして風邪を引いたり体調が悪くなることがないようにしていたんですね‼
冬至には、これらかぼちゃ、小豆を使って小豆粥やかぼちゃと混ぜていとこ煮として食べるのが一般的。
いとこ煮とは、固い食材をおいおい(甥)入れてめいめい(姪)煮込んでいくことから、いとこ煮という名前になったそうで本来はかぼちゃや小豆以外の固めの食材も使われます。
名前は無理やりな感じもしますが、語呂あわせでつけられたようですね。
最後のページでは、小豆とかぼちゃを冬至に食べるのが広まった由来についてご紹介します。
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