心筋梗塞の前兆と背中の痛みの関係は?心電図に異常はない?

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心電図で異常が出ないのはなぜ?

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心筋梗塞の検査は、一般的には冠動脈造影検査というものが行われ3本ある冠動脈のどこがどれだけ狭くなっているのかを調べます。

 

そして、

・心電図

・胸部のレントゲン

・エコー

・血液検査

などが行われます。

 

健康診断で良く行われる心電図は、平常時の心臓の動きを波形に表したもので心臓のリズムや鼓動の強さなどを見ることが出来るものです。

 

この検査では、心臓が肥大している場合や心筋梗塞を発見するのに有効と言われています。

 

でも、心筋梗塞に発展する前の狭心症の状態では心電図では異常が出ないことがあるんですよね。

 

狭心症には2種類あって、運動したり階段を上る時に症状が出る安定型、安静にしている時でも起こる不安定型があります。

 

狭心症も冠動脈が動脈硬化で詰まるものなので、これが進行すれば心筋梗塞になることがあり特に不安定型は心筋梗塞になりやすいです。

 

なので、健康診断で心電図に異常がないから大丈夫と思っていても実はその時狭心症で異常が見られず進行して心筋梗塞を引き起こすというケースがあります。

健康診断は一つの目安

 

健康診断は、自分の健康状態を把握する為に欠かせないものですがそれでもその時の体の健康状態を表すものなので日常生活で少しでも不調を感じる場合は健康診断で何も異常がなくても病院に行くべきです。

 

狭心症は、歩いているだけなのに階段を上っているかのように息切れや動悸がして苦しくなる症状がありますが安静にしていると症状に気付かないことがあります。

 

そのため、以前はちょっと歩いただけで息切れや動悸がしなかったのに最近急にするようになった、息苦しくなるようになったという場合は病院で診てもらうのが一番です。

 

病院では、検査をして心筋梗塞と診断されれば早速治療が始まりますが症状が軽ければ血流を良くする薬による治療が行われます。

 

それ以外には、

・冠動脈のバイパス手術

・カテーテルを使って血管を広げることで血流を正常にする治療

などが行われます。

 

次のページでは、心筋梗塞や狭心症にならないようにする予防対策についてご紹介します。

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