アレルギーとの関係
セイタカアワダチソウとブタクサは、実はどちらもキク科の植物になるのでキク科の植物に対してのアレルギーがある場合は 接触した時にアレルギーが起きる可能性があります💡
でも、ブタクサは花粉症の原因になってセイタカアワダチソウは無害と言われる理由は?ということなんですが、ブタクサは風媒花であってセイタカアワダチソウは虫媒花であるからです。
植物が生き残るためにはまず受粉を成功させる必要がありますね(‘ω’)
風媒花はその名の通り風に花粉を運んでもらうタイプの花で、虫媒花は虫に手伝ってもらうタイプの花です🌸
風媒花の場合、風によって花粉が運ばれることで大気中に花粉が大量に飛散することが多く、それを吸い込むことで体内に入れば花粉症として発症する可能性が高くなります💦
もちろん、マスクやゴーグルなど完全防備で外に出たら花粉を吸い込む機会が少なくなるので症状は出にくくなります。
なので、予防のためにはとにかく花粉に接触しないことと言われたりしますよね‼
それでも、風に運ばれる花粉はかなりの量が飛散していて髪や衣類など色々なものに付着します…
それをそのまま家の中に持ち帰ってしまうと、家に帰ってから花粉と接触することになり結果的に家で症状が出ることも多いです💧
虫媒花の場合は、ミツバチやチョウなどといった虫が運ぶので風で飛散される量よりも限られているので少なく、あまり大気中に飛散されることは無いんですね。
なのでセイタカアワダチソウは花粉症とは無縁だと言われているのです。
セイタカアワダチソウもキク科の植物なので、キク科の植物に対してアレルギーがある場合は直接手で触ったり匂いを嗅いだり…といったことをすればアレルギーが出る可能性も否定はできません。
でも、これはどの植物にも言えることです。直接触ったら、かぶれたりする可能性はどの植物にもありますからね‼
普通に外に出てセイタカアワダチソウの近くを通ったからといって、花粉症のような症状が出ることはないと言われています。
まとめ
今回の記事はいかがでしたか?
セイタカアワダチソウとブタクサの違いや見分け方、花粉症になる理由とならない理由などについてご紹介しました。
花粉症もちの人、大人になってから花粉症になる人は増えつつあるようです。
くしゃみや鼻水に加え鼻づまり、目の充血やかゆみなど全部わずらわしい症状なので出来れば症状が出ないことにこしたことはないですよね。
セイタカアワダチソウはブタクサと一緒、もしくはブタクサの別名と思われていることも少なくないんです(^^;)
見た目が似ていることや共通点が多いことから混同されがちですが、全くの別物なのでブタクサのアレルギーを持っている人はセイタカアワダチソウを見ても心配しないでください‼
開花時期も少し違いますし葉の特徴などよく観察すると違いが分かってくると思うので参考にしてみてくださいね。
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