語源の由来について
薬の調合などは現代では医者ではなく薬剤師が行うもので、診断をして処方をするのは医者の仕事ですよね💡
でも、昔の時代では漢方医が診察や治療だけでなく調合も合わせて行っていたと言われています。
江戸時代には、
「医者が匙を投げて馬で逃げる」
なんて言葉も残されていたそうですが、まだまだ医療技術が未発達な時代では薬しか治療法がなく、薬がダメなら治しようがなかったそうです。
薬で治せないものは、もうあきらめざるを得ないということが多かったのだとか(^^;)
今であれば、医療技術が進み治療の選択肢も色々とあるので薬以外の治療法も選ぶことが出来ますが…当時は選択肢自体少なかったからですね💧
それがたとえお偉い大名だとしても、医者のさじ加減で運命が決まるしかなかったので最終的には馬に乗って逃げなきゃいけないほど、それほど人の命を救うということは大変だったようです。
そこから、匙を投げることが物事を断念するという意味で広く使われるようになっていったそうです。
最後のページでは、正しい使い方や例文についてもご紹介します。
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