O157の症状と潜伏期間は?予防に必要な加熱温度はどれくらい?

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菌の潜伏期間・治療法

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一般的には、潜伏期間は4日から一週間程度と言われていて感染してから少し経つと激しい腹痛とともにゆるい便が出たり血が混じることがあります。

 

感染してから潜伏期間を経て発症するので、原因となるものを食べてもすぐには症状が出ないので原因の特定が難しいことも💧

 

症状が出てから数日前を遡って、

・生で食べたものはないか

・肉や乳製品などで口にしたものはないか

を考えてみましょう。

 

気をつけたいのが、大人の場合は症状がかなり軽く済むことがあり無症状だったり症状があってもただの胃腸の不調だと気付かないケースもあります。

 

そうなると、O157に感染していたことにさえも気付かずにそのまま終わってしまうケースもあるんです。

 

でも、菌自体は放出されているので診断された場合はこまめに除菌、消毒を行い他の家族に移さないようにトイレは分けて使うなどなるべく接触しないことが大事。

 

大人の場合は、一週間前後位で特にこれといった治療を行わなくても自然に回復することが多いのですがそれでも菌は二週間くらいは放出されることが多いのでその間も除菌や消毒に気をつける必要があります。

 

子供の場合は、一過性の発熱や合併症として顔面蒼白、倦怠感、むくみ、頭痛などの症状が起こることがあり重症化すると痙攣や昏睡が起こることも。

 

菌が体内に侵入して赤血球を破壊し、血小板が少なくなり更に腎臓の機能が低下することもあります。

腹痛や下痢以外の症状は、腹痛や下痢が起きてから一日二日経過してから起きることがあるので様子を見て必要であれば早めに病院を受診するようにしましょう。

 

治療は、菌がこれ以上体内で増えないようにして脱水症状を防ぐために水分補給をこまめに行うのが基本。

 

病院では薬は抗生物質を処方されることが多く、後は体に負担がかからないように安静にして過ごし水分をこまめに取りながら消化に良い物を取るようにしましょう。

 

症状が酷い場合は、病院で点滴を受けたり場合によっては数日程度など一定期間入院が必要なケースもあります(><)

 

大体服薬は数日程度で、あとは長くても一週間くらい治療を続ければ、その後回復し普通の日常生活に戻ることが出来るようです。

 

大人でも症状が重く出る場合もあるので、辛い症状の場合は早めに近くの内科を受診すると良いでしょう。

 

子供や高齢者の場合、合併症のリスクも考えて症状が出たら数日前に食べたものを疑ってとにかくすぐに病院を受診するのが一番。

 

あとは、O157が一体どんな性質を持っている菌なのか大体でも良いので知っておくと良いでしょう。

 

次のページでは、O157の性質と予防する為に必要な加熱温度と時間についてご紹介します。

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