自分で行うやり方
認知行動療法は、病院などで専門家のサポートを得るものですが自分で行うことも出来ます💡
やり方としては、頭の中で色々考えるとこんがらがってしまうので思い浮かんだことをどんどんノートに書きだす方法が一番良いです。
ノートに書きだすことで、自分が見落としがちな気づいていない感情にも気づくことが出来たり客観的な考え方が出来るようになるからですね。
最初は思いついたことをただひたすら書くだけでも良いので、一通り自分が思っていることや感じたことを書き出してからその後でまとめるようにします。
何か嫌なこと、ネガティブな感情を持つ出来事があったらなぜネガティブになってしまうのかを考え原因として考えられるものを探ってみます。
例えば、もし上司に仕事で怒られた場合にはすぐに自分が悪い、自分は何やってもダメだと思いがちです。
それを、例えば
・たまたま上司の機嫌が悪かっただけ
・準備不足だったからミスをしただけ(次から準備をしっかりやればミスはしないはず)
などと思えたらずっと楽ですよね。
何かが良い悪いでは決められないような、別の可能性を探って考えてみることが大事。
また、感情と思考を切り離す作業も認知行動療法としてとても重要になります。
例えば、初対面の人と話す時に緊張して話せないと思った時は緊張する=話せないのではなく、
・緊張しながらも話してみよう
・緊張しない人のほうが少ないから話す内容に集中する
そんな風に考えたらもっと気が軽くなります。
感情は変えることは出来ないのですが、思考は変えることが出来るので訓練を重ねていけば徐々に人生に対しても前向きに進んでいくことが出来るようになるというのが認知行動療法なのではないでしょうか。
最後のページでは取得する必要がある資格についてご紹介します。
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