ラクナ梗塞の主な症状と治療法。後遺症として「うつ」が多いのはなぜ?

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主な治療は生活習慣の改善

 

治療は、薬による治療と生活習慣の改善が中心となります。禁煙、禁酒を徹底し、水分補給もこまめに取る必要があります。

 

血圧を正常な範囲にキープして、血管を丈夫にしていくことが大事になります。高血圧をまずは改善出来ないと、いつどこでまた血管がもろくなって体に支障が出るかわからないですからね。

 

発症してからすぐに適切な治療を行わないと、1年以内に5%の確率で再発すると言われています。

 

確率でいうとたったの5%と数字だけで見ると少ない気もしますが、再発すると1度目に発症した時よりも体が受けるダメージが大きく、後遺症も残りやすくなるので気をつける必要があります。

後遺症としては意外にもうつが多いです。

その原因は主に以下2つあるとされています。

・病気になったというショックからの落ち込み

・脳の一部がダメージを受けることで機能が低下する

 

これらのうちのいずれか、あるいはどちらも原因となり一度家に引きこもりがちになるとなかなか外に出られなくなり…

 

気持ちの落ち込みが激しくなりうつになると考えられています。

 

認知症も同時に併発しやすくなるので、出来るだけ家族での楽しい会話を交わしたり皆で外出するなどといった日々のコミュニケーションがとても大切になります。

 

その他には、体の左右どちらか、または半身が全然動かなくなったりかろうじて動くといった程度になってしまうことも…

 

あとは、

・以前起きたことが思いだせない

・新しく覚えたことやついさっきやっていたことをすぐ忘れる

・短時間で同じ話を繰り返す

なども。

 

夜になると決まって幻聴が聞こえたり幻覚が見えることもあり、叫んだり暴れることも後遺症の一つにあります。

 

後遺症があるということは、その分脳へのダメージがあったということなので病院での継続的なリハビリが必要になります。

 

まとめ

 

今回の記事はいかがでしたか?

・ラクナ梗塞の主な症状

・発症する原因

・治療法や後遺症

などについてご紹介しました。

 

小さな脳梗塞、というとどうしてもどこか安心してしまいますが脳梗塞と言う病気には変わりないので気をつけないといけません。

 

また、年をとるとどうしても誰でも体全体が少しずつ自然と衰えていくので体の不調も何かとついつい年のせいにしがちです。

 

「もう年だからこんなことが出来なくなった」

「動けなくて当たり前の年になってきた」

と思っても実はそれは年ではなく病気のせいなのかもしれません。

 

・なんか話しにくくなった

・動きが鈍くなった

などちょっとしたサインを見逃さずに適切な治療を受けることで、大事には至らずに無事回復出来るケースも多いラクナ梗塞

 

予防対策としては、まずは日頃から血圧を測り、食生活を見直し、適度な運動を心がけることが一番大切です。

 

いつまでも健康で居て、出来るだけ元気に長生きしていたいと誰でも思いますよね。

 

いつもよりもほんの少しでも良いので体を気遣う習慣をつけることで、病気を寄せ付けにくい体にしていきましょう。

 

何歳になっても、むしろ年齢を重ねるごとにしっかりと体を気遣っていくことが大事ですね。

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