恩返し、という言葉なら誰でも聞いたことがあると思います💡
実際に、恩返しをしてきた人も居ることでしょう。
では、恩回しはどうですか?
もしかすると聞いたことがない人も多いかもしれません。
でも、恩回しは恩返しと同じくらい大事なこと。
これがきっかけで、良いチャンスを手に入れたり人との縁をつないでいくことが出来るんですよ(^^)
恩返しと恩回しの違い
恩返しとは、自分に親切にして良くしてくれた人に対して同じようなことを返すことですよね。
誰だって、自分の為に親切にしてくれる人が居たら嬉しいものですしついお返しをしたくなると思います。
でも、恩返しをしたくても出来ない場合もありますよね?
「見ず知らずの人で名前も知らないから」
「もう亡くなってしまったから」
「本人が恩返しを望んでいないから」
など、理由は色々あると思います。
そんな時に恩返しの代わりに使いたいのが「恩回し」です。
恩回しは、自分が頂いた恩を本人に返すのではなく自分同様に困っている人、助けを求めている人などに親切にしてあげること✨
恩回しは広がっていく
昔、ペイフォワードという映画を観たことがあります。
色々と問題のある家庭で育った少年トレバーは、社会科の先生からある課題を出されます。
「自分の手で世界を変えられるとしたら、何をする?」
これに対して、トレバーは自分が受けた恩を本人ではなくてその他の3人に与えるというアイディアを出すのです。
そしてこのアイディアはどんどん受け継がれ、恩回しは広がっていく..というのが大まかなあらすじなのですがこれは原作者の実体験から来ているようです(‘ω’)ノ
原作者であるキャサリンは、ある日治安の悪い地域で車が止まってしまったことがありました。
ただでさえ不安なところに、二人の男性が車に近づいていきます。
キャサリンは恐怖心を抱くのですが、その男性たちは親切に故障した車を修理してくれました。
その実体験から、自分が受けた恩は他の人に回していくというアイディアが生まれたそうです。
恩回しをすれば、どんどん人に伝わって助けられる人は増えて喜びや幸せが増えていきます。
そうすれば、全ての世界は変えられなくても自分や周りの世界は良い方へと変えていくことが出来そうですよね。
チャンスも人の縁も広がっていく
私自身、大人になってから善意を人に回してくことを心がけていたのですが、それを恩回しと呼ぶのは知りませんでした。
末っ子で昔から年上の人とばかり接する機会が多かったからか、大人になってからも基本的に知り合うのは年上の人達。
自分がいつも一番下の環境に居るからか、相談に乗ってもらったり実際に助けてもらったりすることが多かったので、恩返ししなきゃ…といつも思っていました💦
でも、何かしてあげたくてもそもそも私の助けは必要なかったり…( ;∀;)
プレゼントをしたくてもちょっと高価なものは受け取ってもらえなかったり💔
年下が出来ることと言えば限られているので、思うように恩返しできていないなぁと思うことが多かったですね。
年下の友達や知人はあまりいないのですが、だからこそ自分がしてもらったように恩を回していかないとな…と自分が考えられる限りのことをするように心がけています。
そうしていたら、人の輪も広がって良いチャンスが巡ってきたり人との良いご縁に恵まれるようになったので恩回しをしていくことは大切なんだなと思っています。
この恩回しについては、先日記事にした神主さんの本にも載っていたもの。
恩回しを心がけるだけで自分だけでなく周りもハッピーにすることが出来ますし、少しずつ自分が居る環境が良いものに変わっていくのでぜひ意識してみてくださいね。
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