市販薬の選び方
病院に行きそびれた場合以外にも、受診が遅れてインフルエンザの薬を服用すべき期間を過ぎた場合でも病院で出来る処置はありません。
インフルエンザ用の薬の効果を引き出せるのは48時間以内。
2日以上経ってから受診すると薬が効かなくなってしまうので、それ以降に病院に行っても意味がないのです💧
最初に風邪だと勘違いすると市販の風邪薬や鎮痛剤を服用してしまう人も多いですが…
回復を遅くするだけでなく悪化する危険もあります。
体が発熱しているということは、体に侵入してきたウイルスをやっつけるための自然な防衛反応一つです。
その熱を無理に解熱剤で下げようとすると、体内でウイルスをやっつける力を逆に妨げてしまうことになります💔
ですが、あまりにも熱が上がると体力も消耗して苦痛も増すので、39度以上になれば解熱剤であれば飲んでも良い成分のものがあります💡
アセトアミノフェンやイブプロフェンであれば、子供でも服用できますが多くても1日2回までにして熱が高い時にだけ服用します。
それ以外の解熱剤や風邪薬を飲んでしまうとライ症候群という、主に肝臓に脂肪が沈着する急性脳炎などの重篤な症状を引き起こしてしまうことがあるのだそう。
子供に多く大人には影響は少ないと言われますが、それでもゼロではないので控えた方が良いです。
最後のページでは、うっかりバファリンを飲んでしまった時はどうなるのかについてご紹介します。
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