「おまじない」手に人と書いて飲み込むと緊張しないのはなぜ?由来について

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いくら本番に強い人でも、人前で全く緊張しないという人は少ないのではないでしょうか。

大勢の前に立つ時、何か発表する時、スピーチする時…などなど緊張する機会は度々あると思います。

 

そんな時に、昔から誰でも知っているちょっとしたおまじないの一つとして「手に人と書いて飲む」というものがありますよね。

本番前に何度か飲み込んでおくといつの間にか緊張が紛れていたり、頭が真っ白にならずになんとか乗り越えることが出来るんですよね。

 

「なぜそんなおまじないが行われるようになったのか?」

「そもそもなぜ手に人と書くことで緊張が紛れるのか?」

由来について今回はご紹介していきたいと思います。

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なぜ手の平に人と書くの?

 

なぜ手の平に人と書くのかということですが、これは「人を飲んでかかる」ということから来ています。

飲むという言葉には、飲み物を飲むとか空気を吸い込む、などの他にも受け入れる、妥協する、こらえるなどの意味もあって他には圧倒する、見くびるという意味もあります。

 

人を飲むというのは、気をしっかり持って相手を圧倒する、度胸をつけるということですね。

人は人の前だから緊張します。その数が多ければ多いほど、更に緊張は増します。

 

そこを気魄(きはく)で圧倒することが出来れば緊張もしない、ということから手の平に人という字を書いてそれを飲み込む真似をするんですね。

この意味をよく理解してやっているというよりは、とりあえず緊張に良いからやっているという人がほとんどかと思います。

 

実際はプラシーボ効果みたいなものもあるので、あまり意味は分からなくても「これをやればきっと大丈夫だ」と思いこむことで気が紛れて緊張がほぐれたりするんですよね。

でも、それだけ思い込むことの力って大きなものなのでたかがおまじないでも知らないよりは知っているほうが心強いんだと思います。

 

自分のほうが上だと思えると緊張に強くなる

 

緊張しやすい人の特徴として、自分の意見・考えに自信がないということがあります。

手の平に人と書く以外で、「人の前に立った時に目の前の人達が皆カボチャやジャガイモだと思うこと」でも緊張しなくなると言われています。

 

これは、人は自分よりも聴衆が上だと感じるととたんに緊張してしまうことにあります。

例えば、全員が自分の友達だったり後輩などであれば自分より上と感じることはまずないはずです。

 

なので、あまり緊張しないはずですがこれが自分よりも上のお偉いさんになると自分より上の人が居るからしっかりしないとと気を張るようになり緊張してしまうのです。

また、何か間違ったことを言ったら失敗したら論破されてしまうのではという不安もよぎります。

 

そこを、カボチャやジャガイモだと思って見下すことが出来ればそんなに緊張もしなくなるという一つの例えですね。

思い込みが緊張をほぐす一番簡単に出来る対策なのかもしれませんね。

 

実ツボ押しも効果あり?

 

手の平に人と書くことで緊張がほぐれるもう一つの理由として、ツボ押しがあります。

人という字を書く時に、ちょうど手の平の真ん中あたりで人の字が交わるはずです。

 

実は手の平の真ん中には「労宮(ろうきゅう)」というツボがあります。

手の平は、心臓とつながっていると考えられここの血行が悪くなると自律神経が乱れたり心臓にも負担がかかると考えられています。

 

なので、血行を良くすると緊張もほぐれてリラックスした状態になるのだとか。

ツボ押しをすることで、簡単に血行促進が出来るわけです。

 

そのため、人という字を書く時に労宮のツボ押しにもなるのでそれによって緊張がほぐれるのではと言われています。

緊張すると手が冷たくなったり震えたりしますからね。それを和らげるためにもやはりおまじないは欠かせないのかもしれませんね。

 

まとめ

 

・なぜ手の平に人と書くのか

・人が緊張する原因

・緊張をほぐす労宮のツボ

などについてご紹介しました。

 

緊張する時はたいがい人を前にするから人と書くのかな?とは思っていたのですが、労宮というツボまであったとは知りませんでした。

ツボ押しのほうが即効性がありそうなので、緊張しそうな場面があれば試してみたいと思います。

 

あとは、ただの思い込みと言ってしまえばそれまでですがでも思い込みが持つ力で緊張しないようにすることも出来るのかなと思いました。

あとは、どれだけ思い込めるかが大事ですよね。

 

さすがにジャガイモやカボチャだと思うのは難しいですが…(^^;)

せめて堂々と胸を張って人前に立てるようになると良いですね。

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