ヘルペス性口内炎に子供がかかった時の症状とは?痛みが強い時の対処法は?

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口の中や周りに出来る出来物として、

口内炎のほかにヘルペス、更にヘルペス性口内炎。

 

大人でも症状が出ることはあるのですが、どちらかというと子供に多く特に乳幼児に多い症状。

 

口内炎は細菌感染による潰瘍で、

ヘルペスはヘルペスウイルスによって通常口唇ヘルペスとも呼ばれるI型のウイルスが唇の上などに水ぶくれを作るもの、

ヘルペス性口内炎は原因が細菌ではなくウイルスなのですが口内に水ぶくれが出来るもの。

 

ヘルペス性口内炎は、通常の口内炎よりも症状が激しいことがあるので大人でも辛いですが子供の場合は更に食事もケアも大人より大変です💦

 

そこで今回は、

・子供がかかりやすいヘルペス性口内炎のの特徴

・子供に多い口内炎の種類

・食事が取れない時の対処法

などについてまとめています。

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子供がかかりやすいヘルペス性口内炎の特徴

 

ヘルペス性口内炎は早ければ生後半年くらいでかかることもありますが…一般的には1歳から3歳ぐらいの乳幼児に多い病気。

 

鼻水や咳など風邪のような症状が無いにも関わらず、39度近い高熱が急に出ます。

 

口内には、

・唇や歯茎

・舌

・頬の内側

など色々な部位に真ん中が白っぽく、周りが赤い潰瘍のようなものがいくつも出来ることがあります。

 

最初はプクンと膨らんだ水ぶくれが出来ていることが多いのですが、途中で潰れたりして潰瘍のようになるケースが多いです。

 

潜伏期間は2日から一週間程度と言われていますが、発症してから1日や2日では口内炎のような潰瘍は見られないので病気の見極めが難しかったりします💧

 

先に高熱が出てからその後歯茎など口内が赤く腫れているような感じがあれば、ヘルペス性口内炎を疑ったほうが良いです。

 

歯肉炎も同時に起こることがある

口内炎のような潰瘍が出来たら解熱の兆候ですが、歯肉炎も同時に起きるため出血することも…

 

歯肉炎とは歯がむずがゆくなったり、歯茎が炎症を起こし赤く腫れてその部分を触るとぶよぶよした感じになっています。

 

同時に口の周りの皮膚にも水ぶくれが出来るなど、色々な症状の出方があります。

 

痛みが強くあまりものを食べない時は脱水症状にならない為にも水分の取れるもの、ゼリープリンなどを与えましょう。

 

痛みは数日がピーク

痛みに関しては数日続くことが多く、発症してから1週間から2週間程度で治ることが多いです。

 

ヘルペスウイルスは、主に家庭内で両親などから直接接触して感染することが多いですが飛沫感染で感染するケースも。

 

予防や再発防止のためにはヘルペスウイルスによる症状が出ている人が居れば、接触を極力避けること💡

 

水疱瘡と帯状疱疹

ちなみに、水疱瘡の場合でも顔や体、頭など全身に赤いブツブツが出る感染症ですが同時に口の中に出ることもあります。これが大人になると帯状疱疹になるんですね。

 

子供の頃にヘルペスウイルスに初感染した時の症状を水疱瘡と言い、それが再燃する形で大人になってからまたヘルペスウイルスが暴れ出すことを帯状疱疹といいます。

 

ヘルペスウイルスは、治ってもウイルスが消えたわけではなく神経にそのまま潜んで体調を崩した時などにひょっこり姿を現すようになるのです。

 

水疱瘡は、1歳から2歳の乳幼児に発症が特に多いですが上は10歳くらいまでは発症が多くあり、アトピー性皮膚炎など皮膚疾患があれば重症化する傾向にあります。

 

ただの口内炎と思っていても、それがヘルペス性の口内炎であればヘルペス脳炎など重い症状を引き起こすこともあるので…けいれんや意識障害がないかなどといった症状の確認も大事です。

 

次のページでは、子供がかかりやすい口内炎の種類についてご紹介します。

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