「人から相談を受ける時」相手が何の目的で相談するかを考える

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友達やパートナー、兄弟、家族など…身近な人から何かしら相談を受ける機会はあると思います。

 

出来れば相手が望んでいる言葉をかけてあげるのが一番良いですが、相手が何の目的で相談しているのかを考えないと傷つけてしまうことも少なくありません。

 

そうなれば相手はもう二度と相談しないかもしれませんし、重大なことであればその関係すら壊れてしまうかもしれません。

 

そこで今回は、

・相手の目的を考えながら相談を受ける方法

・アドバイスの伝え方

などについてご紹介したいと思います。

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相談する目的は主に3つしかない

 

人は誰かに何かを相談する時、大体3つくらいの目的しかありません。

 

とにかく話を聞いて欲しい

・自分が抱えている悲しみや怒りを全て解放したい

・ストレス発散がしたいため

 

解決策が知りたい

・自分にはどうしたら良いかわからない

・今後どうしたら良いか、今何をするべきか助言が欲しいため

 

自分の気持ちや考えを整理したい

・相手の意見も聞くことで自分の置かれている状況を客観的に考えたい

・自分が考えていることが正しいのか確認したいため

ーーーーー

この中から、自分に相談してくる人は何を目的にしているのかを考えることが大事。

 

とにかく話を聞いて欲しい人は、自分の中である程度気持ちに整理がついていて解決策も見つかっている、あるいは受け入れるしかないどうしようもない問題があってただ単にストレスを減らしたいだけです。

 

そういう人に解決策を提案したり、考えを整理するように促しても意味がないことが多いです。

 

ただ単に話を聞いて欲しいだけ、という目的と違うからです。

 

解決策が知りたくて相談に来ている人に、ただ話を聞いてあげるだけでもあまり意味がありません。

 

話を聞いてあげることも大事ですが、ただ聞いてあげるだけでアドバイスがないとこれも相手の目的に合っていないことになります。

 

自分の気持ちや考えを整理したい場合は、ただ話を聞いてあげたりアドバイスだけをするのではなく相手がどうしたいか?どう考えているのか?を質問してあげることも大事です。

 

相手の目的からかけ離れた受け答えをしてしまうと、もう相談してくれなくなったりそれだけで関係が壊れてしまうこともあるので自分本位で相談に乗らないほうが良いでしょう。

 

アドバイスの伝え方

 

相談の内容や相手の考え方によっては、聞いている中でそれは違うと思ったり改めるべき考えだと思うこともあるかもしれません。

 

でも、忠告することが相談の目的でないのであればその時は忠告しないほうが良いはず。

 

また別の機会に忠告するか、もしその忠告が本当に相手の幸せにつながるのであればまずは相談を先に聞いてから最後に付け加える程度で良いと思います。

 

最初から自分の思ったことを後先考えずに言ってしまうと、せっかく相談してくれたのに心を閉ざしてしまうかもしれないからです。

 

まずは相手の相談を聞いて、目的に合わせて解決策を一緒に考えたり出来る限りのサポートをすることが大事だと思います。

 

まとめ

 

相手の為を思って…と苦言をするのは悪いことではないですが、そもそも相手がその苦言を求めていないのであればするべきではないと思います。

 

相手の目的を考えずに自分はこう思うから、こうするほうが絶対良いから…と苦言をすると誰からも相談されなくなるでしょう。

 

そうなれば、人間関係も壊れる元になりますし結果的に自分が一番寂しい思いをしてしまうかもしれません。

 

自分がこの状況でこういう風に言われたらなんて思うか?本当に苦言をされて自分の為だと思えるか?というところを考えてみると、意外と自分が言われるのはイヤだと思ったりするんですよね。

 

自分が言われてイヤなことをするのであれば、相手だってイヤなんですよね。

 

なので、相談を受けるのであれば相手の目的を考えてそれに合わせて対応することを大事にしたいですね。

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