読まなくてもポイントがわかる◎「嫌われる勇気」の内容と感想

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本を読み終えての感想

 

本を読み終えての感想ですが、個人的には正直なところ何か大きな気づきがあった、ハッとさせられたというような一種の「収穫」があったわけではなく自分の考えを再認識、再確認する一つの機会になりました💡

 

私の場合ドラマが放送されるようになるまでは、アドラー心理学の存在も知らなかったですしそういった類の本を読んだこともありませんでした…

 

ですが、ふと楽天やアマゾンでレビューを見てみたらかなり高評価で読んだ人それぞれに様々な気づきがあったようで、なんとなく自分も読んでみたくなり本屋さんで手に取ったのが購入のきっかけです。

 

哲人と青年の対話式で読みやすい内容だったので、数日程度で読んでしまいましたが内容は濃く納得できる部分もあれば納得できない部分ももちろんありました(´・ω・)

 

個人的に一番印象的だった一文が、「人生は一つの線ではなく点と点のつながりである」という部分です。

 

この文を読んだ時に、スティーブジョブス氏が生前スタンフォード大学で行ったスピーチを思い出しました。

関連:人生は点と点のつながり。だから今迷いや後悔があっても信じて進むべき

 

彼は、大学に入学したもののつまらない授業の内容に通学の価値を見出せず迷いながらも退学を決意します。

 

両親が一生懸命働いて貯めたお金を浪費してしまったと悩むこともあったそうですが、退学をしたことで代わりにカリグラフ(文字をより綺麗に見せる手法)の講義に参加することが出来ました。

 

ジョブス氏がその時は何気なく学んだことが、時が経ってからコンピューターを設計する時にその記憶がよみがえり、活かすことが出来たため綺麗なフォントのパソコンが誕生することになりました。

その時は将来役に立つということも考えずに学んだことが結果的に役に立った、活かすことが出来たというように人生は点と点の連続です。

 

最初から未来予想図を作って点と点を用意しておくことなんて出来ないので後になってからその点をつなぎ合わせることが大事であり、今現在やっていることがいつかつながって実りをもたらすことを信じることが大事だという内容のものでした。

 

この考え方はアドラー心理学にも通じるものがありますし、人生を生きていくうえで大事なポイントだと思います✨

 

ジョブス氏のように自分の行きたい学校に行き自分が学びたいことを学んだとしても実際は自分が思っている以上に価値のあることは学べないと感じ、これからは別のことを学ぼうと退学することもあると思います。

 

もしくは、自分が学んだこととは全く別の関係ない仕事に就きたいと考えることもあるでしょう。

 

また、自分の好きなことをやっていたとしても下積みが長く今現在では結果と言えるような結果が出ていない場合もあると思います。

 

それらも全て、いつかは必ずどこかで点と点がつながって人生に実りをもたらすと信じることは大切なこと

 

今現在の結果を求めず、それが未来で役に立つように捉えながら生きることは結果的に自分の理想通りに人生を歩むことよりも、より大きな実りをもたらすのではないかと思います。

 

今すぐに結果を求めずに、いつか実りをもたらすことを信じて目の前のことをやっていくというのはどの分野でも成功するためには必要なことなのかもしれません。

 

どうしようもなくなった時に読んでみると、また前を向いて進んでいくための勇気が手に入る本だと思います。

 

まとめ

 

嫌われる勇気は、

・今何か悩んでいる人

・自分では解決しにくい問題がある人

・自分自身を変えたい人

にとっては特に考えさせられる部分が多い本だと思います。

 

今特に深刻な悩みなどなく安定した生活を送ることが出来ている人であれば、納得が出来る部分が多い内容かもしれませんし止まることなく成長していこうともっと進む力を得ることが出来るかもしれません。

 

どんな人にとっても、人生を生きていくうえで一冊あると心強い味方になってくれると思います。

その点では、レビューで評価が高い理由も納得がいきますね‼

 

嫌われる勇気を読んだ人は、幸せになる勇気も続けて読む人が多いようですが私はまだ手に入れていないので読んだらまた感想をまとめてみたいと思います(´ω`)✨

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