ボールペンのインクが出ない!その理由と復活させる方法

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メモメモ…と思って、ふとボールペンを手に取ると「あれ、インクが出てないな…」なんてことがありますよね。

 

しかも一回出が悪くなると、そのままずっとどんなに書き回しても出てこないんですよね。

 

でも、インク自体はまだあるはずなのにそのまま捨てたり新しいものを買うのはもったいないと思います。

 

そこで今回は、

・ボールペンのインクが出なくなる理由

・復活させる方法

についてご紹介したいと思います。

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インクが出なくなる理由

 

ボールペンのインクがある時急に出なくなってしまう理由には、まずインク切れが考えられます。

 

でも、インクがあるのは確認しているはずなのに出ない場合は以下5つの原因が考えられます。

 

・インクがペン先に溜まっていない

・経年劣化

・ペン先に傷がついている

・インクの中に空気が入っている

・保存環境が悪い

 

インクがペン先に溜まっていない

インクは、重力を使ってペン先に落ちるようになっています。

ペン先にある「ボール」と呼ばれる部分が回転することで、インクが出て紙に写るという仕組みになっています。

 

机を使ってペン先が下になるような書き方をしていれば問題ないはずですが、壁に当てて書いたり寝っ転がった状態で書くとインクが逆流することがあります。

これによって、インクがペン先に溜まらずに書いた時に擦れてしまうんです。

 

経年劣化によるもの

ボールペンは消耗品なので、使っていれば段々と中の溶剤が蒸発してきます。

蒸発すれば、それだけインクの出が悪くなるので書きにくくなる原因に…

 

ボールペンが快適な書き心地を維持できるのは、大体3年ほどが目安と言われています。

3年以降経ったものは、溶剤がほとんど蒸発してしまっている可能性もあります。

芯には製造年と製造月の下2桁が記載されているはずなので、よく確認しましょう。

 

ペン先に傷がついている

ボールペンのペン先は、実は思った以上にデリケートな部分です。

細かい加工を施しているために、細いペン先でもスラスラと良い書き味になりますがそれだけ衝撃には弱いんです。

 

ぶつけたり落としたり、書きなぐることでペン先が潰れることがありますし潰れないにしても傷んでしまうことがあります。

これによって、文字がにじんだり擦れて書けなくなります。

 

インクの中に空気が入っている

インクの中に空気が入ってしまうことで、インクがペン先と逆方向に流れてしまいます。

壁を使って文字を書いたり、ベッドの上で横になって書いたりすることでペン先から空気が入ることがあります。

 

あとは、ポケットや鞄の中に入れていていつの間にかペン先が露出した状態でも衝撃などでペン先から少しずつ空気が入って逆流してしまうんですね。

ポケットや鞄の中で、ペンが出ていたという場合はインクの中に空気が入ってしまっている可能性が高いです。

 

保存環境が悪い

保存環境が悪い、あるいは悪かった場合にも書き味が悪くなることがあります。

ボールペン自体は、‐10度から60度くらいまでは使えるので温度で書けなくなることは少ないです。

 

ただ、机の中の引き出し、窓の近くのペン立てなどに置いておいて結露していた場合書けなくなることがあります。

十分乾かせばまた書けるようになることもありますが、そのままダメになってしまうパターンもあります。

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色々な原因がありますが、自分では何が原因かわからずに書けなくなってしまうこともありますよね。

 

変な使い方はしていない、ボールペン自体もまだ新しいほう、保存状態も悪くなかった…それでもなぜか書けなくなってしまうこともあるんですよね。

 

そんな時は、復活させる方法で元に戻るか試してみましょう。

 

復活させる方法

 

上の原因のうち、経年劣化によるものやペン先に傷がついている場合、保存環境が悪かった場合は芯を新しく買い替えたほうが良いかもしれません。

 

インクがペン先に溜まっていない、インクの中に空気が入っている場合は以下の方法で復活させることが出来る場合があるので試してみてください。

 

ペン先の掃除

ペン先にホコリやインク汚れなどが溜まっていることがあるので、それを取り除けば書けるようになることがあります。

ティッシュで丁寧に汚れを拭き取り、全体的に綺麗にしましょう。

 

ボールを上手く回転させる

紙に軽く押し当ててペン先を回すように、円を書いていきましょう。

何回かクルクル書いていると、ボールが上手く回転して急にインクが出ることがあります。

 

遠心力を使う

これは重さのあるボールペンだとちょっと難しくなりますが、最も効果があるかもしれません。

ボールペンと輪ゴムを用意し、ボールペン本体の真ん中くらいに輪ゴムを乗せて一部テープで止めます。

輪ゴムの両側を引っ張ってペンを回転させます。

 

ある程度回転させたら、そのまま紙に書いてみるとインクが出るようになったりするんですよね。

重いボールペンは、ちょっと太めの頑丈な輪ゴムを使う方が良いかもしれません。

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私は③の遠心力を使ってから②のやり方で、紙にクルクル円を書いているとそれまで出が悪くなっていたインクが出るようになることが多いです。

 

もちろん、原因によってはどうやってもインクが出てこない場合もあるのでその場合は諦めて新しい芯に買い替えたほうが良いかもしれませんね。

 

ボールペンを温めるとインクが出るようになることもあるみたいですが、プラスチックなら変形しますし金属ならかなり熱くなって危険なのでお勧めしません。

 

出来る対策から始めてみてくださいね。

 

まとめ

 

ボールペン、急に出なくなったら困っちゃいますよね。

 

でも、明らかに寿命だとか壊れたとかでない限りそのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。

 

これかもしれないという原因が分かれば、それに合わせて復活できるかどうか試してみてくださいね。

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