痣が出来やすい原因と体質とは?病気の可能性は?

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病気との関係性

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血液の中には血小板が含まれているので、通常は出血しても割とすぐに自然に止血することが出来るのですが、血小板が少なくなるとその分止めるものがなくなるので出血しやすくなります。

 

血小板が少なくなる病気には、血小板減少性紫斑病ががあります💡

血小板減少性紫斑病になると、外傷がなくても力を入れた時など筋肉が原因で体内で血管が傷ついて内出血が起こるので、痣のように見えるのです。

 

急性のものと慢性のものがあり、急性のものは半年以内に治ってしまうケースがほとんどですが慢性のものはそれ以上続きます…

 

急性のほうは、3・4歳位の小さな子供に多く急に症状が出て出血も多くなりますが、慢性の場合は30代前後に発症が多く時期は不明で無症状のことが多いそう。

痣の他にも、歯茎からの出血や鼻血など出血する機会が多くあります。

 

自己免疫疾患の一種と言われ、ピロリ菌が原因となっている場合があるので薬剤による除菌療法を行うことがほとんど。

 

ピロリ菌が原因でない場合やピロリ菌を除去しても効果がない場合は、ステロイド剤の投与を行いそれでも効果が得られない場合は脾臓を摘出したり別の薬剤を使った治療が行われます。

割合としてはどちらかというと女性に多く、子供のころに起こる急性のものの場合は男女比は同じくらいなのですが、20代ぐらいの若い世代から中年くらいまでの年代になると女性に多く発症する傾向にあります。

 

また、その他には再生不良貧血という病気も。

こちらも難病であり生まれつきのものと成長してから発症するものがあり、生まれつきのものはファンコニ貧血という遺伝子に障害が起こる難病。

 

成長過程で発症する場合は、自己免疫疾患によるものが多く遺伝や薬剤、放射線の副作用が原因で起こることもありますが原因不明のものもあります。

どちらの場合も、赤血球も白血球も血小板も全て血液から少なくなってしまう病気。

 

痣の他には、鼻血、歯茎の出血もありますが貧血特有のめまいや息切れ、顔面蒼白などといった症状もあります。

 

先天的なものは治療は幹細胞移植になり、後天的なものは免疫い抑制療法や骨髄移植が主な治療。

 

痣がよく出来る人、今まで出来たことがなかったのに気になるようになったという場合などは一度内科皮膚科を受診して詳しく検査してもらうほうが良いです。

 

体質的なものだと思っていたら病気だったということもあるので、医師による診断を受けた方が確実ですからね。

 

まとめ

 

痣が出来る仕組みや原因、痣が出来やすい体質、病気との関係などについてご紹介しました。

 

痣と関係のある病気は難病の場合が多いので発症する頻度は低いと言えますが、検査をして偶然見つかるケースもあるので十分気をつける必要はあります💡

 

自覚していなくても、ちょっとどこか打ったりぶつけることはよくあることなのでたまに痣が出来ている範囲内では正常である場合がほとんど。

 

ですが、あまりにも痣がよく出来て一気に複数出来ることがあったり治りが悪い場合には何かしら原因があるはずなので病院で検査をしてもらうほうが安心です。

 

また、痣がいくつも出来ている時は治りを早くする為にも激しい運動や怪我を伴うスポーツなどは避けてしっかり体が回復するまでは休養をとることも大事ですよ。

 

痣がどんな時に出来るかを探っていくと、痣が出来る原因が見えてくることもあるので自分の日常の動きや行動パターン思い返して皮膚の状態をよくチェックしてみてくださいね。

 

こちらの記事もご参考までに👇

関連:痣が生まれつきある原因とは?それぞれの種類と消す方法・治療法

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